パソコン改造記の憂鬱

2012/08/15(水)12:17

SONY VAIO E VPCEB4AFJのPentium P6200 2.13GHzをi5-560M 2.66GHzに換装したのですよー。

盆休みも中間地点の13日の月曜日、天候は晴れて暑さも半端無かったですねぇ。いつ もの平日はエアコンガンガン効いた会社内でPCに向かっているので、夏の暑さという のもさほど感じず済んでいるのですが家だと暑すぎてついつい自室でもエアコンの リモコンに手が伸びます。おかげで外に出る気も起きず洗車も後回しですし、荷物を 出さないといけない用事も集荷呼んで済ませちゃうほどにだれてました。うーん、 なかなか盆休みというのも主に暑さで扱いにくいところがありますね・・・。まぁ 折角の長期休暇なのでちゃんと有効活用しておきますか。 ともあれ今日の日記、昨日購入分のブツでさっくり久々のパソコン改造記をば。 ・いよいよメインマシン、SONY VAIO E VPCEB4AFJのCore i5化を敢行 さて昨日のアキバで購入してきた一品、 ■5000円以上で送料無料! ポイント5倍Boxed Intel Core i5 i5-560M 2.66GHz 2M インテル BX80617... Intel Core i5-560M Processor 2.66GHzですが早速朝起きてすぐに換装作業を 行うことにしました。もちろん取り付ける先は現行メインマシン、SONY VAIO E VPCEB4AFJです。取り付け作業の流れとしては、 ロアケースを取り外さないとCPUソケットにアクセスできないので、ドライブ類や バッテリー・ダミーカードやUSBポートのアダプタは全部外して裏側のネジもフタを 固定しているもの以外は全部抜き取って奥のほうのツメを外して手前にロアケースを 手前に起こせば ロアケースががばっと外れるので、お目当てのメモリソケット近くにある CPUソケットのCPUを差し替えて元通り組み立てていく感じです。CPUヒートシンク はファンと一体になっているので、ファンのコネクタも忘れずに外しておきます。 ディスクリートGPU搭載モデルだとファンとCPUの間にGPU用のパッドもついている かと思いますが、Intel HD Graphicsモデルだと間にパッドがないかもしれません ねー。まぁそれはさておきヒートシンクを取っ払うと CPUが丸裸になります。ソケットのロックをマイナスドライバーで解除して元々の CPUを抜き取れます。逆の手順で新しいCPUを乗せてロックします。 グリスを塗らないともちろん熱暴走しますので、適宜用意して塗っておきませう。 シルバーグリスとか高効率タイプを使うと良いかもしれませんが、普通ので多分十分 かと思われます。米粒くらいのサイズを真ん中にちょこんと乗せてヒートシンクを 上から下ろせば(・∀・)イイ!!感じにグリスが広がりますので塗り伸ばす手間が省け ます。元通り組み立て直してケーブル類も繋ぎ直して電源ON、BIOSセットアップに 入って確認・・・したいところですが、どうもこのVAIOのBIOSではCPUクロックなど は確認できないみたいです。項目が無いですしねー。確認が不要というとそうでも なく、 CeleronやPentiumなどVT非対応CPUからの換装だとVTの項目が表示されて標準で 無効になっているので、これを有効にする必要があります。VMwareや7 Pro以上の XP Modeなど、仮想環境を使わない場合ならそれほど重要ではないと思いますが 折角搭載されている機能ですし使えるなら使うべきかと。 BIOSセットアップを抜けるとWindowsが起動してCPUが認識されます。 再起動するようダイアログで促されるので、ベンチを回したくなる気持ちは分かり ますが一旦再起動しませう。再起動すればあとは特に設定する項目もないので使い 始められます。Windows Media DRM関係を利用しているときは別PCとして認識され ることが多いので、その辺の対応を行う必要があります。iTunesだと別PCになるの かどうか分かりませんね。今のところログインのしなおしを要求するダイアログは 表示されていませんし。OfficeやVisualStudioは特に再認証不要で使えました。 あとはベンチマーク三昧ですね、まずはVista以降のWindowsを利用している場合に 定番のWindows エクスペリエンス インデックス。換装前は CPUのスコアがPentiumというCore i3よりも下位のCPUということでイマイチ奮わ なかったのですが、換装後は あっさりCPUのスコアが+1.1と大幅にアップしました。やはり4スレッド対応に なったのとクロックが0.5GHz程度アップしているのが効いているんですかねー。 Intel HD Graphicsは使用していないので残るボトルネックはHDDだけとなって います。うーん、ノートPCでもう5.9の壁を越えられるのかと思うと胸熱ですね。 CrystalMark2004R3のスコアですが、 標準状態でこれくらいだったのが換装後は こっちもあっさり+4万点とかhageしくスピードアップしています。なんか昨年 初頭まで使っていた自作デスクトップのメインマシンと似たようなスコアとなり ました。ノートPCでこんなスコアが出る時代なんだなーとしみじみ思いますよ。 これにSSDなんて付けたら目玉が飛び出るスコアになりそうです。実際、枕元の NEC LaVie E LE150/E1なんて SSDが大幅にスコアを引っ張ってメインマシンと差が殆ど無くなってしまってます からねー。まぁCeleronからCore i3-330Mに載せ替えてたりするので標準のLE150 ではないわけですけれども。次に買うパーツはSSDで決定です。 他にベンチマークですが、 鳳家のお嬢様(w が坂を転げ落ちるちはやローリングWEのスコアは標準で これくらいだったのが、換装後は 概ね微速前進程度でした。ランクBというのも変わらず、CPUよりかはGPUの性能 に左右される感じです。次にタイムリープぱらだいすベンチマークですが、 3人表示のフルHDフルスクリーンで効果もHDR以外入れた状態で標準にて こんな感じだったのが、換装後は こうなってます。こっちも端数程度の差かと思われます。まーディスクリートGPU なのでIntel HD Graphicsよりは遙かにマシですし、性能的にも必要十分なので 問題無いですね。CPUの処理能力はだいぶ上がったことが分かりました。 ちなみにベンチマーク中はCPU-Zでクロック周波数の動きを見ていましたが、特に 設定を弄らなくてもターボブーストが効くようで、高負荷時は3.2GHzくらいまで クロックが上がっていました。ただ高負荷時はファンもドライヤーみたいな爆音に なるので、あまり長時間常用できそうにないですけどねー。アイドル時は1.1GHz 程度まで落ちるのでファンも合わせて静かになっているようです。 ベンチマークはこれくらいにして実使用時に気づいたことですが、心なしか画面の 切り替わるレスポンスが良くなった気がしますね。これがP6200と560Mの性能差 なのかは分かりませんが、発熱も抑えられて動作も俊敏になったとなると言うこと ないですね。やっぱりPentiumはロースペックなんだなーと。 そんなわけで換装は大成功だったメインマシンのCore i5化、パームレストの Pentiumシールを貼り替えれば完璧かと。ただここまで弄くり回しても標準状態 のCore i3-2310Mな弟のVAIO CとCrystalMark2004R3のスコアは殆ど変わらない というのはSandy効果すげえなと言わざるを得ない部分ですね。

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