《エリアス》。《アクアン》の下位交換として登場した《エリアス》。今回は、そんな《エリアス》について語っていきたい。 まずは、《エリアス》の効果から。 エリアス 水 サイバーロード 5マナ/2000 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにしてもよい。 その中から光のカードと闇のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外を自分の墓地に置く。 まずこの効果、普通に《アクアン》よりも弱い。 だが《アクアン》が制限となった今。 4枚積みできる《エリアス》についても考えていかなければ、ドロマーカラーデッキは作れないだろう。 だがこの《エリアス》。 他のドローカードに比べてどんなことが優れているだろうか。 他のドローカードとして、《ミラージュ・マーメイド》、《トリプル・ブレイン》などが挙げられる(今回は《アクアン》は入れない)。 この2枚のドローと比べていく。 ミラージュ・マーメイド 水 ゲル・フィッシュ 5マナ/4000 ■このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンに自分のサイバーロードがあれば、カードを3枚引いてよい。 トリプル・ブレイン 水 呪文 5マナ ■カードを3枚まで引く。 まず《ミラージュ・マーメイド》。 《エリアス》が不確定などローなのに対し、こちらは、条件さえ満たしていれば絶対3枚ドローできる。 少なくなってきたとはいえ、《エリアス》は《裁》の射程範囲に入っているが、《ミラージュマーメイド》は効かない。 4000というサイズは、《エルジージョ》まで止められるサイズである。 だが、この「バトルゾーンに自分のサイバーロード」という条件。 これが非常に難しいのである。 《エリアス》が、「水の少なめなドロマーカラーデッキ」(他にも入る可能性はある)に入るのに対し、《ミラージュマーメイド》は「サイバーロードが十分に入るデッキ」に入るのである。 サイバーロードが十分に入るデッキ、というのは当然少なく、狙ってデッキを構築しなければ入らない。 確かにドロー能力は高いが、デッキ構築の難易度は格段に上がるだろう。 今使えるサイバーロードといえば、《エメラル》《アクアン》《パクリオ》、デッキによっては《シリオン》なども入るか。 その内《アクアン》《エメラル》は制限カード、場に出ることは難しい。 ドローに使えるのは《ミラージュマーメイド》だが、《エリアス》よりもデッキを選ぶのだ。 次に《トリプルブレイン》。 《トリプルブレイン》は、デッキを選ぶことはほぼない。 デッキの入りやすさは、《エリアス》《ミラージュマーメイド》と比べて格段に高い。 ドローも確実に3枚ドロー。 だが、《トリプルブレイン》はクリーチャーではない。 今、WS対策に《クリムゾンライフル》などが挙げられているこの時代で、《バジュラズソウル》が流行っているこの時代で。 クロスギアが使えないというのは意外とでかいだろう。 そうでなくても、最後のトドメの数程度でもクリーチャーは使う。 どんな小さいクリーチャーでも、大抵最後のトドメで邪魔になることはないだろう。 そういう意味でも、クリーチャーである、というのは大きい。 デッキの入りやすさをとるか、クリーチャーをとるか、その間を取るか。 そのようにして考え、ドローカードを選んで欲しい。 まとめ:1.《エリアス》のライバルとして、《ミラージュマーメイド》《トリプルブレイン》がいる。 2.《ミラージュマーメイド》の方がドロー能力はいいが、デッキを選ぶ。 3.《トリプルブレイン》はデッキに入りやすくドロー能力も高いが、クリーチャーではない。 4.効果の長所、短所を考えてドローカードを選ぶべき。 ジャンル別一覧
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