進化する「魔道」今回、17弾では、新しいシステムとして「進化クロスギア」というものが追加された。読んで名の如く、クロスギアから進化するクロスギアである。 発売されたばかりのため、まだ研究途中なのだが、このHPは「速さ」でしか勝てる可能性が無いため(滝汗)、今思っていることだけでも、ここに記したい。 まず、進化クロスギア、場に出すためには、 「クロスするクリーチャー」「進化もとのクロスギア」「進化クロスギア」の3つが必要である。 進化クリーチャーは、進化クリーチャー2体につき6~10枚程の種が用意してある。大抵。 まだ試されていないので良く分からないが、クロスギアの方が破壊されにくいことを考えると、進化クロスギア2枚につき、4~7枚程種が必要だろうか。 進化クロスギア2枚+進化もとのクロスギア4~7枚で、クロスギアだけで6~9枚もデッキのスペースをとってしまう計算になる。 《ボルベルグクロスドラゴン》などが入っているデッキでは、クロスする際のマナがかからないので事故は置きにくく、多めにクロスギアが積んであるが、 普通のデッキで6~9枚もクロスギアを投入すると、まず事故る。 序盤来すぎると、クロス先のクリーチャーも不足し、速攻、場合によっては中速ビートダウン程度にも、一方的に殴られてしまうだろう。 S・トリガーを積みすぎると、速攻などの耐性は上がるが、今度はクロス先のクリーチャーが不足する。 どちらもとれば、種クロスギアは不足し、進化できないまま終わってしまうだろう。 決闘後に、「それ、なんのデッキなの?」などと言われてしまえば、デッキを海にブン投げたくなる衝動に駆られてしまうだろう。 この「クロス先クリーチャー」「種クロスギア」「進化クロスギア」のバランスは非常に絶妙なバランスで無ければいけない。 これは、デッキビルダーの腕が問われるであろう。 次に、進化クロスギアには、以下のものがある。 ※カードのテキストは、DMD様からコピーしたものに少し手を加えたものです。 ネオウェーブ・カタストロフィー 光/水 コスト 5 進化クロスギア ■進化-光orz水のクロスギア ■これをクロスしたクリーチャーは「ブロッカー」を得る。 ■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。 その中から、「S・トリガー」付き呪文を好きなだけ選び、コストを支払わずに唱えてもよい。 その後、唱えなかったカードを自分の山札の一番下に好きな順番で戻す。 グランドクロス・カタストロフィー 光/自然 コスト 3 進化クロスギア ■進化-光or自然のクロスギア ■これをクロスしたクリーチャーは、「ブロッカー」を得る。 ■これをクロスしたクリーチャーが破壊されるとき、そのクリーチャーは墓地に置かれる代わりにバトルゾーンにとどまる。 ■自分のターンの終わりに、これをクロスしたクリーチャーをアンタップする。 ツナミ・カタストロフィー 水/闇 コスト 4 進化クロスギア ■進化-水or闇のクロスギア ■これをクロスしたクリーチャーのパワーは+2000される。 ■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、カードを2枚まで引く。 その後、相手は自分自身の手札を2枚まで選び、捨てる。 エクスプロード・カタストロフィー 火/闇 コスト 3 進化クロスギア ■進化ー火or闇のクロスギア ■これをクロスしたクリーチャーはタップされていないクリーチャーを攻撃できる。 ■これをクロスしたクリーチャーがバトルに勝った時、相手の手札を見る。 相手は自分自身の手札、マナゾーン、墓地、バトルゾーンから、このバトルで負けたクリーチャーと同じ名前の自分自身のカードを全て山札の一番下に置く。 プロミネンス・カタストロフィー 火/自然 コスト 6 進化クロスギア ■進化-火or自然のクロスギア ■これをクロスしたクリーチャーは、「パワーアタッカー+11000」と「T・ブレイカー」を得る。 ■これをクロスしたクリーチャーが進化クリーチャーでないアーマード・ドラゴンの場合、そのクリーチャーが攻撃する時、自分の山札を見る。 その中から同じ名前のクリーチャーを1体、バトルゾーンにタップして出してもよい。その後、山札をシャッフルする。 この5種類の進化クロスギア、挙げられる特徴として、 1.クロスギアにしては重め 2.ここに復活した虹文明 3.効果が特徴的 などが挙げられる。 1の重さだが、進化クロスギアにとっては致命的だろう。 クロスギアを装備しているクリーチャーが場から離れてしまえば、もう一度マナを払ってクロスしなおさなければならない。 もともとクロスしてあるクロスギアから進化する場合は、クロスする際のマナはかからない。 クロス状態の《クエイクスタッフ》から《エクスプロードカタストロフィー》に進化する場合、 《クエイクスタッフ》をジェネレート=1マナ 《クエイクスタッフ》をクロス=1マナ 《エクスプロードカタストロフィー》に進化=3マナ で、5マナかかる。(意外とかからないな(・∀・) だが、ジェネレートしてある状態に進化する場合、 《クエイクスタッフ》をジェネレート=1マナ 《エクスプロードカタストロフィー》に進化=3マナ クリーチャーにクロス=3マナ で、7マナかかる。 《エクスプロードカタストロフィー》は3マナだからまだいいが、《プロミネンスカタストロフィー》にいたっては6マナである。 ジェネレート状態の《エメラルドクロー》から進化する場合、クロスまでに13マナもかかってしまう。 インビンシブルシリーズの呪文と同じだけ払うのだ。 1ターン中に払わなくてもいいが。 これだけのタイムアドバンテージを消費するのだから、それまでの行動はかなり制限されてしまう。 一生懸命頑張って進化しているところに、速攻でポカスカと殴られてしまっては目も当てられない。 このような部分も、デッキビルダーは考えていかなければならないだろう。 2の虹文明だが、知ってのとおり、「虹文明は壊れている」。 鉢羅麼怛羅様などのコラムなどで確認して欲しい。 虹文明は圧倒的な強さの効果で、あの《ボルバルザーク》などが生まれてしまった。 もうアレだ。《ボルバルザーク》にいたっては名さえ言いたくない。 ヴォルデモート卿のような感覚まで壊れてしまっている。 全て進化クロスギアは、効果が特徴的、強力な効果を持っている。 この効果が、デッキビルダーを奮わせる。 《エクスプロードカタストロフィー》などは、手札、場、墓地、マナから、同名カードを山札に戻す効果を持っている。 こんな効果、今までに無い効果だろう。 この重さ、カード同士のバランスなどのデメリットを差し引いても、是非、このカードでデッキを組んでみたい、と思わないか。 日本全国のデッキビルダーの腕を試すために生まれたような進化クロスギアたち。 この試練に立ち向かうのが、我々「ネタデッキビルダー」ではないだろうか。 ジャンル別一覧
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