日御碕神社(松江市島根町野波)
島根町の大芦から加賀へとさらに奥に進み、長~いトンネルを抜けると野波地区に辿りつくここは整備された大きめの海水浴場を構え、ちょっとしたレジャー施設も併設されてて夏は賑わうそんな海を見守るかのように海沿いに日御碕神社は鎮座する御祭神は天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)、健速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)『明治42年に地区内の2社が合祀されて以来、例大祭(10月24日)のほか、御田植祭(1月7日)、祈年祭(4月11日)、神幸祭=ガッチ祭(10月23日)、新嘗祭(11月25日)など年間を通して祭礼や伝統神事が行われ、住民連帯の寄りどころとなっています』と「島根町まち歩き散策マップ」に記載されてるガッチ祭は毎年テレビで紹介されるほどで、ワラで編んだ短く太めの紐状の「シボ」と呼ばれるものを、白装束に鬼の面を付けた「ガッチ」(大人)数人が、シボを振り回しながら逃げ惑う子供たちを追い回す奇祭傍から見ると笑ってしまうけど、逃げる子供は必死で本気で怖がってるのがおもしろく、一度は一眼カメラに収めたいと思っている行事の一つここは人けはなかったけど波の音が聞こえる癒しの神社だ鳥居があって随神門があって、左手に手水舎と右手に自然石の大きな社号標も見える奥の奥に神社の拝殿が見えるかなり大きな狛犬は彫りが繊細奥に神輿蔵?のような建物獅子も立派で顔も尻尾も大き目で迫力がある拝殿のしめ縄と波をイメージしたような飾り彫り小さな集落の神社にしては、2社が合祀されたこともあるのか、信仰が強いのか本格的な構え日御碕神社の扁額本殿は大社造の変態本殿横境内右奥、道路側と野波港に向かいここにも入り口がある古く年季を感じる狛犬2体と燈篭があり、撮り忘れたけど住吉神社の中型の祠がある防波堤とテトラの向こう側は外海で、この日は強風だったので白波が立つ内海はほぼ凪で穏やか、海底は砂でこれが朝瀬の海水浴場まで続くエメラルドとマリンブルーのツートンの海が見える場所に、日御碕神社は建っている台風や嵐の日は、海水が風に飛ばされて神社まで飛んできそう境内入り口付近の左側、左が高神社(多賀明神),右が八幡宮入り口付近、御神木でしょうか?1本は近年に途中で切られたのか入念に祀られているこの日は潮が満ちてるのか浜の姿は見えなかった、白波が寄せてる部分が本来は砂浜この光景がずっと奥まで続く日御碕神社は海や住民と密接であるとわかり、狛犬含め全体の風情が強く心に残る神社だった海の見える神社、海から人々を守る神社、海の安全を保つ神社、・・・そんな感じかな