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しろちにゃご

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テーマ:神楽(61)
今日から4連休、ノープランだ
外は雨上がりで湿度があるので、大事な一眼レフに湿気を与えたくないし、撮るものもないし、思いのほか肌寒い
なのでこんな日は動画で神楽だ
石見神楽カレンダーの今月の演目は「天神」だ
天神は好きな演目、だからといって自分のランキングには入ってないけど
ストーリーは、菅原道真と藤原時平が出てくるので興味を持つ人はいるかも
平安時代、菅原道真は生まれながらに優秀で、3代の天皇に仕えて若くして右大臣にまで登用される
これを妬んだ左大臣の時平が、あることないことを天皇に告げ口して、道真は京から太宰府(福岡県)にまで左遷されてしまう
この様子を見て実感した随身(従者)が敵を討ちましょうと提案し、道真に討つもの(刀)を授ける
嫉妬心から悪心を持った時平は鬼と化し、互いが戦うという部分は創作
実際は、道真公は太宰府へ左遷された2年後に失意のうちに亡くなってしまう
その後、天皇の御殿、清涼殿への落雷、時平の突然死など道真公の左遷に関わった人物の相次ぐ死、日照りや流行病などの天災に京の都は大混乱し、それは、道真の怨霊の仕業と考えられ都人から“雷神” として恐れられたという本筋がある


【登場人物】
菅原道真(天神・神)扇と幣を持っている
随身 弓と矢を持っている
藤原時平 大きな面を付け途中から出てくる
【神楽歌】
道真が京の都を去る時の未練を詠んだ「東風(こち)吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」の歌は、その梅が京の都から一晩にして道真の住む屋敷の庭へ飛んできたという「飛び梅伝説」とともに有名らしい
意味は「春になって東風が吹いたなら、その風に託して配所の大宰府へ香りを送ってくれ、梅の花よ 主人のこの私がいないからといって、春を忘れずに咲いておくれ」
【見どころ】
時平は1回出てきてすぐに引っ込むけど、次は戦いになるので重量のある鬼着(上着)を脱ぐため
2回目に出てきたら大きな面も外して身軽になる
時平と随身の戦いがあり、時平は卑怯な蜘蛛の糸攻撃
神楽での蜘蛛の糸は抗力があるので、随身のピンチに刀を持った道真登場
3者の激しい戦い(舞い)の中、衣装の早替わりがある
前身頃と後見頃が肩で別れて上半身の衣装がパラリとめくれ腰から下に垂れ、次は鎧姿で戦う
これは「肩切り」と呼ばれ、ホックやマジックテープで留められている肩部分の仕掛けを一気に放つと有効に
仕掛けを放そうとしてるなという仕草も自分にはわかる
衣装や鎧の重さで遠心力がかかり回転が止まらなくなるとも聞く

この天神は松原神楽社中が舞ったバージョンで、他より長めだけど見ごたえがある
松原神楽社中の好きなところは、大太鼓のバチさばきがいい、見惚れる

↑これは「八幡」という演目だけど、舞い人より大太鼓の人を目で追ってしまう
神楽を見続けると、お気に入りの演目とか、お気に入りの団体とか、応援したい団体とかいろいろ出てきたりする
これだから石見神楽はやめられんな









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Last updated  2020.07.23 16:19:56
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