写真って難しいのは今も昔も言われるけど
取り敢えず撮れちゃうけど、その後に上手くなるのにかなり努力がいる。
私の場合は好きだから努力は苦行にならなかったけど好きではないと苦行かも
んじゃどうしたら苦行じゃなくて良い写真が撮れるようになるかというと
好きな物をとことん撮っていく事と欲張る事!
これを撮る為に、この猫の写真を300枚撮影しています。
例えば撮影会でも一歩踏み込むとかセオリー通りの事してをいるだけでは全く上手くなりません。
ポートレートで標準レンズ以上の望遠レンズだけを使っている場合は構図はほぼ決まってくる
だとしたらモデルさんに何かして貰らわないとそこそこの適当な写真になる
それで満足なら良いのですが満足出来ないですよねぇ
撮影時間は限られているなら先にこんな写真が撮りたいからこんな表情をして貰えないかと要望出しておきましょう。
この一枚は、同じ場所で撮影していたポートレートモデル?さんとカメラマンがいたので同じ構図で同じ雰囲気をモデルさんにして貰ったらのがこちら
モデル奈蜘さん
うんなんかどこかのカメラマンさんがモデルさんを撮ったようじゃないですか!
この時は
・前の撮影カップルと同じ位置から見ていい感じになる背景を探す。
・構図を考えて良い位置に立って貰う
・ちょっと斜めに立ってもらい雰囲気を出す
前にいたカメラマンさんこレンズの画角を参考にして撮影しています。
パクリじゃないかと言われるかもしれませんが、パクりです!
良いんですよ趣味だから!しかもモデルさん違うしもっと良い写真を撮っていると思えばそれでいいんです。
欲張りポイントは、可愛い感じでポージングをして貰った事ですね。「なんかポートレートモデルさんっぽくできません?」とお願いしています。
ただこれだと私的にはあまり盛り上がらないのでもっといい感じの無いかなぁって思っていたのでその前にこんな写真を撮っていました。
E-M1markII + Zuiko Digital 8mm F3.5
ここまでとは言いませんが同じ場所とは思えないでしょ。私は魚眼レンズ好きなのでこれを撮りたかったんです。この1枚を撮るのにかなりアングルとか滅茶苦茶試行錯誤して撮りまくっています。
同じシチュエーションで20枚以上は撮ってます。
そしてイベントでお姉さんを撮る場合でもこんな感じで撮影すれば楽しくないでしょうか
換算32mmで撮影しています。E-M1markII+SIGMA 16mm F1.4 DCDN
この一枚はかなり考えて撮っています。
・長身の方なのでそれを生かしたい。スタイルも良い。
・広角レンズで撮りたかったので全体のイメージを捉えたい。
・ブースの形がかっこいいのでこれを生かしたい。
・モデルさんが可愛い
・ミニスカートなのでエッチな感じにしないようにしたい
これらの条件から
・膝立ちギリギリぐらいのローアングルの構図で煽る
顔をセンターに持ってくれば小顔で足は長く見える
被写体に目線が行く
見学者が脇や下部に持って行けるので被写体を目立たせられる
・傾けて全体が写りやすくして、全体に動きを出す。
そんな感じ。
ここでも欲張りポイントは車もモデルさんもブース名も入れたかったのですが全部入れられました。
で、もう一度回ってきた時に、丁度他のカメラマンさんがいなかったので、お願いして
アップで撮らせてもらいました。画角はそのままです。
背中からのショットはなかなか無いですよね。
そして、ちょっと髪の毛で遊んでもらったのですかさず。
[3年保険付]【M4/3マウント】SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary マイクロフォーサーズマウント高性能大口径広角レンズ[02P05Nov16]
もっと寄る!
32mmぐらいでは歪みを気にせず寄っちゃっても全然大丈夫です。
ただ、この時に気を付けたいのは、モデルさんとのコミュニケーションなんです。
「すみません、写真撮らせてもらっていいでしょうか?」は普通なんですが、
その後に「若干広めのレンズを使っているので、近くで撮影してもいいですか?」と
お願いしました。欲張りポイントですね。
撮影中にも「もう少し寄っても良いですか?」と聞いてから寄っています。
この画角だと、被写体までは60cm程度になるので思いっきりパーソナルスペースレベルです。
なのでここまで踏み込むには礼儀が必要って事ですね。
幾ら撮られる人・撮る人の関係だとして、礼儀が無ければ失礼に当たると思います。
撮影テクニックも勿論あると思いますが、ポートレート撮影は人間同士の付き合いなのだなぁと
書きまとめて思いました。
そうなると、もしかしてポートレート講座ってむしろ撮影テクニックではなくて
コミュニケーション講座って事なのかな?
まぁそれはそれで今度書いてみますね!