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暑さに弱いのは人間や、ニャンコだけではない。 パソコンもまた熱に弱い。 過熱すれば暴走してしまう。 ハードディスクの中が複雑化すればするほど、不安定になる。 これに暑さが加われば、予期せぬエラーだのシャットダウンだの、好き放題にやってくれる。 おかげで、死ぬほどメンテナンスに手を取られてしまった。 だからといって、講義が遅れたことの言い訳にはならないが。 ブツブツブツ....文句たらたら。 さて、前回はパソコン画面を取り込んで画像ファイルを作り、トリミングの実習をおこなった。 トリミングとは余分なところを捨て、必要なものを取り出す作業である。 順調にいっていれば、以下のような2つのファイルが出来ているはずである。 cat.bmp cat2.bmp この2つのファイルサイズを比較してみよう。 まず、画像を保存してあるフォルダを開き、目的のファイルの上で右クリックする。 メニューが開いたら「プロパティ」を選択する。 すると以下のようなダイアログが出てくる。 これの「サイズ」というところを見ると、そのファイルサイズがわかる。 ちなみに cat.bmp は2.25MB、 cat2.bmp は 525KB である。 これだけでも1/4 以下に減量できている。 まあ、これは捨てるところが多かったせいでもあるが、トリミングだけでも ダイエット効果の大きいことがわかるだろう。 ファイルサイズの比較方法はちゃんと覚えておいて損はない。 今回は、2つのファイルの比較は同じ条件であるが、サイズ的にもっとも不利な24ビットbmp形式で保存した。 GIFやJPEG形式ならもっと少ない容量で保存できる。 JPEG形式などはbmpの1/10くらいまで圧縮されることもある。 ファイル形式の長短は後日に譲るとして、指定の仕方だけは覚えておこう。 ペイントではメニューの「ファイル」から「名前を付けて保存」を選ぶと、保存場所や保存形式を選べる。 下図に示したファイルの種類のところで好きなものを選択すればよい。 これはどういう意味かというと、ペイントは単なるお絵かきツールではなく、 ファイル形式の変換ツールとしても使えると言うことだ。 やりかたは簡単。 ある形式の画像を、いったん、ペイントで開いておいて、別の形式を指定して保存するだけである。 さて、それでは本格的に画像をダイエットする。 これも、きわめて簡単。 ダイエットしようとする、画像ファイルをペイントで開き、メニューの「変形」から「伸縮と傾き」を クリックする。 以下のようなダイアログボックスが出るから、水平および垂直方向のサイズを%で 指定して「OK」ボタンをクリックするだけである。 現在のサイズを100%と考えて、両方とも70%を指定すれば 面積は半分になる計算だ。 従ってファイルサイズも半分にできる。 物理的にサイズダウンするので、ホームページ上でも縦横の表示寸法を特に指定しなければ、表示される寸法も小さくなる。 拡大縮小の比率は自分の好みでやればよろしい。 何%にしようと勝手である。 すべての処理が終わったら、GIFまたはJPEG形式で保存する。 bmp形式は、何度保存し直しても、画像が劣化しないが、GIFやJPEGは 保存しなおすと情報が欠落して劣化することがある。 途中処理をフルカラーのbmp形式で保存したのは、こういうわけであった。 なお、2枚の写真の間で切り貼りが可能か、という質問があったが、 単純に切り貼りだけなら可能である。 この記事がおもしろかったと思う人は1票! クリック → この日記は、画面右上の「日記リンク追加」 をクリックして、「◎追加する」ボタンを押すと リンクされ、新着記事があなたの日記に自動的に通知されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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