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筆者は九州生まれである。 「男子、厨房に入るべからず」かどうかは知らないが、 料理というものを、そもそも教わったことがない。 今でも親戚の家に行くと、厨房には迂闊に入れない。 水一杯、お茶一杯でも、座っていろ、持って行くからと言われる。 子供の頃は大目に見てもらえたのだが、大の男は来るな、ということであろう。 「母さんあんた、何も料理を教えてくれんかったやん」 「高校ん時は受験で、勉強、勉強、でそれどころやなかったやないね」 「なーにがぁ! 勉強せぇ、勉強せぇちゅうたんは、あんたやろ」 30年以上も経ってからの実話である。 それでも、そのへんの若いギャルよりは料理の腕はマシであろう。 友人にも主婦はいるが、あまり料理は得意でないと見えて、 我が家の料理を見て、唖然としていた。 料理の本を買ったこともあるが、それを見て作ったことは一度もない。 面倒くさすぎる。 もともと、物作りや、刃物を扱うのはガキの頃から得意なのだ。 パソコンでプログラミングをすることも、日曜大工で家の修理をすることも 物作りの一種だ。 料理とて物を作ることにはちがいない。 誰からも教わらず、料理学校も行かず、いったいどこで覚えてきたのか。 ほとんど、飲み屋である。 1度食べると、どうにかこうにか模造品をでっち上げてしまう。 酒のつまみを、自宅で好きな時間にこしらえたいというのが、動機だった。 だから、我が家の料理は、ほとんど酒の肴の延長線上にあるといってよい。 オニオンスライスとマヨネーズは相性がいい。 ツナも同様だ。 なら、混ぜてもイケるんじゃないか。 この発想が、我が家の酒の肴のメニューを増やすことになった。 その延長線上に、おにぎりがあるのだ。 以下、その製法紹介。 バカネコ講座、クッキング版。 タマネギは出来るだけ細かくみじん切りにする。 量はシーチキンの1/3~1/2くらい。 オトナ向きにはこれでよいが、辛いのが苦手な人は水に晒しておくのもいい。 これに油を切ったシーチキンフレークとマヨネーズを加える。 さらに、コショウをひとふり。 魚とタマネギの生臭みを消すわけだ。 テキトウにまぜて、具の出来あがり。 次に、サランラップを手に取り、さっと水で濡らしてから、塩をふる。 ここへ、アツアツのご飯をのせ、具をのせて、さらにご飯をちょいとかぶせる。 もう一度、さっと塩をふって、はみ出さないようにラップで包み、三角に握る。 ラップは薄いのに断熱性が高く、熱いご飯でも握れるので便利だ。 多少は熱いが、はみ出さない限り、やけどするほどではない。 手にご飯粒がベタベタくっつくこともない。 空気を逃がさないので、少々強く握りすぎても、飯粒がつぶれて 餅のように固まってしまうこともない。 実にふわっと仕上がる。 手加減に神経を使わないくてもよいのが助かる。 言い忘れたが、お茶とか、みそ汁は先に用意しておくと、 アツアツのおにぎりが食べられる。 できあがったおにぎりは、ハーフサイズの海苔で包む。 海苔が湿ってしまわないうちに、はふはふ言いながら食べる。 作りながら食べるのが、もっとも熱いものを食べられる。 米のメシとはこんなにうまかったのか、と再認識できる、 日本のファーストフードである。 ![]() それと、ナマのタマネギを使っているので、作ったらすぐ食べることである。 保存は利かないと考えていただきたい。 生タマネギは時間が経つと、匂いが極めてよろしくない。 熱いご飯を使うので傷みやすく、弁当には不向きである。 この記事がおもしろかったと思う人は1票! クリック → ![]() ネコでもわかるPC講座はこちら。 →バカネコ講座 とにかく笑いたい方はこちら → 爆笑ガイド パソコン買い替えの前に叩き込め → 費用の削り方 画面右上「日記リンク追加」をクリック、「◎追加する」ボタンを押すとこの日記がリンクできます。 子猫の里親募集にお力添えをいただける方、または、このサイトの新着記事の通知をご希望の方はご利用ください。 |
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