テーマ:ペットの病気。。。(1100)
カテゴリ:トラの話
猫にとって歯周病は避けて通れない道のようだ。
いろいろなサイトで、猫のデンタルケアやスケーリング(歯石除去)について語られている。 スケーリングは、動物病院で行う歯石除去術である。 全身麻酔が必要なため、高齢猫さんの飼い主の皆様は避ける人がほとんどのようだ。さらに、腎不全を患っている猫さんに対してスケーリングをした、という話は聞いたことがない。(ちゃんと調べてないだけ?) トラという猫を飼っていた。 5年以上前、突然家に迷い込んできた猫だ。 粘度の高いよだれをたらして、いつも涙目で…ひとめで病気の猫だとわかった。 でも、膝の上に必死にしがみついてくるのを振りほどけなくて、ニャンタンとともに我が家の猫となったのだ。 トラは歯周病がひどく、口の中が真っ赤だった。 食事のときも、いつも痛そうにうにゃうにゃ唸りながら食べていた。 もう、スケーリングさえ無理なほど口内炎がひどいから、抜歯しかない、とお医者さんに言われ、はじめは犬歯だけ、それでもよくならなくて全抜歯した。 トラはとてもがんばった。 とてもとても痛いのに、一生懸命ごはんを食べて、生きようと必死だった。 生きたいと思う猫さんは、生きるためにがんばってくれる。 でも、生きるために食べる、その行為が苦痛になってしまったら、それはとてもつらいことだから…だから、麻酔になんか負けるなニャンタン! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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