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高齢猫の慢性腎不全闘病記

高齢猫の慢性腎不全闘病記

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2006/03/16
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ニャンタンが去ってから、もう1週間。

会社の先輩から「ニャンタン元気?」と聞かれた。
なので、「死んじゃいました」と答えた。
先輩は「また地雷を踏んじゃったな。トラのときもそうだった」と。
確かにそうだったな、と思い出す。
あのときは、笑いながら話すことなんてできなかった。
そのことをどう受け止めてよいのかわからない。

仕事が終わり、ニャンタンのお墓に行くと、全体が寒冷紗に覆われていた。
寒さが戻ってきてしまったせいで、植えた花が傷んでしまわないようにと、母がかけてくれたようだ。
ニャンタンが入院してから旅立つまでは、それなりにあたたかい日が続いていた。
せめてもの救いかな、と思う。

アパートに帰り、こたつに入りながらPCに向かう。
昨日だけでは、お礼の言葉が送りきれていなかったので、かなり焦っていた。

ふいに、足に何かが触れた。
その感触に、一瞬「ごめん、また蹴っちゃったよニャンタン」と本気で思ってしまった。
でもそんなわけないんだな、って思って、見てみるとやっぱりこたつぶとんがよれていただけだった。
でも涙も出てこない。
涙が出ないことがさみしい。





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Last updated  2006/03/23 11:24:31 PM
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