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ニャンタンが去ってから、もう1週間。
会社の先輩から「ニャンタン元気?」と聞かれた。 なので、「死んじゃいました」と答えた。 先輩は「また地雷を踏んじゃったな。トラのときもそうだった」と。 確かにそうだったな、と思い出す。 あのときは、笑いながら話すことなんてできなかった。 そのことをどう受け止めてよいのかわからない。 仕事が終わり、ニャンタンのお墓に行くと、全体が寒冷紗に覆われていた。 寒さが戻ってきてしまったせいで、植えた花が傷んでしまわないようにと、母がかけてくれたようだ。 ニャンタンが入院してから旅立つまでは、それなりにあたたかい日が続いていた。 せめてもの救いかな、と思う。 アパートに帰り、こたつに入りながらPCに向かう。 昨日だけでは、お礼の言葉が送りきれていなかったので、かなり焦っていた。 ふいに、足に何かが触れた。 その感触に、一瞬「ごめん、また蹴っちゃったよニャンタン」と本気で思ってしまった。 でもそんなわけないんだな、って思って、見てみるとやっぱりこたつぶとんがよれていただけだった。 でも涙も出てこない。 涙が出ないことがさみしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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