カテゴリ:心に残る一言
私は妻を愛し、子供達を愛していると思っている。
この愛は、見返りを期待しない。 ときには、自分を犠牲にしてでも、愛する相手に尽くすものが、真実の愛ではないかと思う今日この頃である。 言い換えれば、相手の幸福、成長、発展を願い、そのためなら自己を喜んで犠牲の道に進むことさえ拒まないという行為であろう。 ところが、なかには、愛に似て真の愛でないというものがたくさんある。 自分が果たせなかった夢を子供に託し、無理を強いる母親。 相手の中に理想の恋人像を投影し、現実の相手をしっかり見つめようとしない恋人たち。 好きという感情に溺れ、むしろそのなかに陶酔することを望む恋人たち。 女性の精神的肉体的事情を理解しないで、自分の性欲を満たすことしか考えない身勝手な男性。 性の衝動を相手への愛とすりかえようとする男性。 いずれの場合でも、相手は自分の願望や欲望を満たす対象ととらえ、自分が満足することしか考えていないもので、こういう形態は自己愛という。 私たちが他人への思いやり心、いたわりの心をもとうとすると、この愛の力は、その人を媒体として力強く流れる。 日ごろから、この愛の力が存分に発揮できるよう、訓練していきたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月18日 17時53分43秒
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