オニャンキーの世界

2007/08/15(水)05:22

「千の風」と墓参り

何気ない日常生活から(444)

お盆の13日はお墓参りを欠かしたことはない。 今年も例年になく暑いお墓参りだった。 夜になると混むので、早々と午後3時に家を出発。 今回は我が家4人と次男夫婦のあわせて6人で、私の父と長女が眠っているお墓へお参りに。 お墓を掃除するとき、「墓石の頭から水をかけるのは間違い」という、細木数子氏のテレビ放映が昨年あったことを思い出した。 でもそんなこと信じないで、いつものように「ザブサブ!」と水をかけて汚れ落としの掃除をした。 ところがお墓のお骨入れ口の窪んだところに蜂が巣を作っていた。 変な刺激をしたら蜂に刺されてしまう危険もある。 よく見たら蜂が2~3匹がいる程度の小さな巣だ。 いま処分しないと秋の彼岸の頃にはもっと大きくなっているかもしれない。 私は水をたっぷり含ませたタオルを手にして一気に巣に被せ、思いっきり押して巣を壊滅。 暫くしてタオルを放すと1匹だけまだ飛べる状態の蜂が・・・ブーンと飛び出した。 みんな慌てて逃げる。でも蜂は我々を襲わずどこかへ逃げていった。 とんだハプニングを経て無事お参りも終わる。 早々に墓苑を後にし、午後6時から家でいつもの通り飲食の楽しい懇親会を実施。 ちょっといつもより多くお酒を飲み過ぎたようです。 昨年紅白歌合戦で初めて私は知った「千の風になって」の歌。 いまも根強い人気があるようですね。 この歌の出だしに「私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません」とある。 この歌詞に「新しい考え方を知り大いに勇気付けられた」という人達が大勢居るという。 さてさて、今日の私たちの墓参り、オヤジも娘(生後3日で逝った長女)もお墓にいたのだろうか? もうこの辺になると、宗教的な判断になるかもしれない。 私はこう割り切った。 お盆や春秋の彼岸のお墓参りは今は亡き故人と命ある我々のデートの日。 普段は自由に羽ばたいていても、この日だけはそれぞれがお墓に集まるのだと。 私も死んで、この墓に入りっぱなしじゃ死んでも死にきれない(?) 「千の風になって」自由に羽ばたきたいものな~ ♪千の風になって 私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 秋には光になって 畑にふりそそぐ 冬はダイヤのように きらめく雪になる 朝は鳥になって あなたを目覚めさせる 夜は星になって あなたを見守る 私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 死んでなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています あの大きな空を 吹きわたっています ♪

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