カテゴリ:子育て支援
今日のNPO主催講座2回目は、CAPNAより、講師の先生を招いて、
お話をしていただきました。 CAPNAは名古屋にある虐待防止のネットワークの団体なので、 それについての話をされる中、 今回は子育て中の方が対象の講座だったので、(支援者、とかではなく) 「子どもとの関わり方」 というところに焦点をあてて、話してくださいました。 この間のホームスタートでもそうでしたが、 虐待とか、さまざまな困難・問題が、 「発生してから対処する」 のではなく、 「未前に防止する」 コトのほうが大切。 「私は絶対、虐待なんかしないわ」 という、感覚がむしろ危険で、誰から見てもわかる 「殴る・ける」等の「身体的虐待」のみならず、 「心理的虐待」と呼ばれる虐待もあるので、 「絶対しない」などとは、いえないのかもしれません。 そのために、何ができるか→コミュニケーションの重要性 があるということで。 とかく、家族と接するとき、腹を立てる・喧嘩になるのは 「誰誰がこうだから(ダメだ)」ということで堂々巡りだったりします。 ダメなことをしている対象は、相手なのに、 腹を立てている、感情の持ち主は 私 なので、 相手がダメだ、と言い続けても変化する可能性はきわめて低い。 「あなたが○○で(事実)→私がこう感じる(自分の気持ちを率直に)」 いわゆる I(アイ)メッセージ。 私を主語として、自分の気持ちを伝えることから! しかし。 自分の気持ちに向き合うのは、結構しんどいですね。 (自分を主語に話すことをしてこなかったのか?) だって他人のせいにしたほうが、ずいぶん楽。 相手が○○してくれさえすれば、すべて解決するのですから!!! (本当はそんなことはありえないのに!この発想自体がとても 短絡的!) *** 今日の講座は、さすがにCAPNAの先生、相手に「指示」したり 「断言」したりというシーンがなく、 「お母さんは、○○すべきなのです」 という言葉を聴いて安心したいお母さんには、物足りなかったかも しれません。 講師に「どうですか?」と問いかけられても、なかなか、言葉に ならないのは、日ごろやっていない人にとっては当然なこと。 でも、今日の話というのは、じわじわと受講生の中に入って 効いてくるような気がしています。 自分と向き合って、自分で答えを出す。 それは時間がかかるし、根気のいることだけれど、 子にとっても親にとっても大切なプロセスであり、 そこを乗り越えて、「自分らしい生き方」をしていくのかもしれない。 などと、思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.21 17:09:26
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