2009/12/08(火)11:18
「勉強しなくちゃ」と思うとき?
長男が、学習塾に行くことになりました。
…この期に及んで、なんで???
という、ことなんですが…
ずっと通っていた人から見ると、「はあ~今さら、ねえ~」
かもしれないですね。
うちでは、本人がその気にならないのに塾に行っても
仕方がないと思っていたので
必要、と思ったとに、受け入れてくださる学習塾に
感謝しています。
***
だいたい、今の時期から通える塾って、あまりないんですね。
これまで通っている塾生のラストスパートの時期、
これから入りたい、なんて人は、受け付けてもらえないんだなと…。
でも、一応、お世話になるところでは、
親身に話を聞いてくれて、テストもさせてもらって
先生が見てくださいました。
本人が、悔いのないようにやれたらそれでよいのですが。
***
ふと、学習塾について考えてました。
中学生の学習って、
放っておいても自分でどんどん、家でやれる子は
それで何の心配・問題もないのでしょうが、
途中で
・わからない
・つまらない
・やりたくない
等々…学習に目が向かなくなってしまったら、どうしたものか、と
思ったりします。
・親がフォローするのか?
・プロに頼むのか?
私はずっと、家庭学習について
塾が不可欠 とは思ってこなかったし、
各自がやればよいことで、もしそれで困るなら
自分の意思で、どこかにお世話になればよいと思っていました。
世間一般では、親が子に付いて勉強を見ている、
という話はあまり聞かず、
プロ(学習塾)に任せていることが多いのかもしれません。
母親の側からみると、塾に行かせると費用がかかるので、
その分、昼間にパートなど仕事をして、その収入を
充てている方が多いのかもしれません。
***
高校受験の合格テクニック・ノウハウを買う。
その費用を、親がねん出する。
…ということに、どことな~く、違和感を感じなくもなく。
でも、これが今の日本?の現状なのでしょうか。
息子たちを見ていても、危機感がないなあと感じます。
でも、それは
別に勉強をさぼっても、食事ができなくなるわけでも
寝る場所がなくなるわけでもないわけですから、(今すぐ)
「困らないよ、べつに」
と思うのも、もっともな感覚なのかもしれないと
思ったりします。
「将来、困るよ!」
と言ったとしても、ピンとこないですよね。
何度話しても通じない。
本人が何か感じない限り、どうしようもないのでしょうが
豊かな生活の中では「何かを感じる」ことが難しいのでしょう。
幸せだけど、ある意味、不幸な面もありますね。