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てまり - ねこ の独り言

初めての石鹸つくり


初めての石鹸つくり



我が家がメインに使用している石鹸は・・・
洗濯用 (液体石鹸の混合)
お風呂と洗髪、洗顔用 (液体ボディソープ1本で全てを済ませている)
台所用 (液体洗剤)


つまり、固形石鹸を使用する場所は
洗濯の一部にしか使用せず、90%以上で液体の物を使用しています。


液体石鹸と固形石鹸、肌に優しいという視点で見た時
賛否両論ありますが、使いやすさから言って我が家では
ほとんど液体派。
固形を使わないわけではないが、積極的には・・・


やっぱり使用頻度の問題から言いましてせっかく作るのだから
よく使う物を作りたいです。


さて 急遽 本日作ることにした石鹸。
もちろん、作るのは液体石鹸です。


液体石鹸には2種類の作り方があります。


早くて、失敗が無くて、ちょっと材料費はかかるけれども・・・
アルコールを使った作り方。


時間はかかるけど、日持ちもしないけど
アルコールが入らないから材料費もその分安いけど
刺激物になるアルコールが入らないから肌に優しい石鹸。


どちらを作るかちょっと悩みました。


でも、初めて作るにはやっぱり安心して失敗無く作りたいです。



そこで、今回はアルコールを使用したレシピで作ることにしました。


道具に関しては既にUPしてありますので省略します。



材料


キャノーラ油(菜種油) 1Kg
KOH(水酸化カリウム) 190g
消毒用アルコール 237g~475g



まず、使う油を決めます。
自分でMIXするのは良いのですが混合油は鹸化値が不明なので
使用はさけます。


鹸化値で検索を入れると、何もかかれていなくて数値が出てきたら
それはNAOHの鹸化値の可能性が高いです。
NAOHとKOHの数値は違うのでよく確認をします。


菜種油のKOHの鹸化値は0.181とありました。
これは1gの油に対して0.181gのKOHを必要とする。
ということになります。


液体石鹸を作る時は5%ほど多めにKOHを使用します。
181×1.05=190
そこでKOHの必要量は190gということになります。


このKOHを水に溶かすのですが多くのテキストでは
精製水を使用するとあります。
これは化学反応を避けるために精製水なのですが
日本の場合、水にミネラル分は少なく、軟水なので
あまり影響がないと判断しました。

浄水器の水、又はスーパーで配っている純水、
国産のミネラルウォーターこれらで十分だと思います。
私は浄水器の水を使用しました。


KOHを溶かす水はKOHのg×2.5
190×2.5=475g です。


そしてアルコールの必要量は
KOHを溶かす水の半分から同量にする。

つまり、237g~475gを使用します。


全て重さで計算していますので、体積としてはそれぞれ変わってきます。


特にアルコールは1本500mlですので足りるか、少し不足するか・・・
そういう分量です。


私はアルコールを使用する方法を選びましたので
用意する鍋はかなり大きな鍋を必要とします。
直径26cm、高さも同じくらいで容量10.9lの物を用意しました。

アルコールを使用する方法は吹きやすく、危険
とサイトにあったのですが、このサイズのホーロー容器でしたので
十分でした。


まず、油を量り、ホーロー容器に入れます。
湯煎で加熱する予定で用意していましたが、
後でこの方法は失敗と判明。


KOHを溶かす水を量ります。
KOHは万が一の事を考え、流しのシンクで溶かします。


別ビーカーにKOHを量ります。
(空気中の酸素を吸収し、ガスが発生する事も想定し
 身支度は整えてから開始します)


シンクに計った水のビーカーを置きKOHを少しずついれ
ガラス棒でよくかき混ぜます。
ガスが発生するので、ゴーグル、マスクで防御はしていますが
上から覗き込むことは避けます。

完全に水に溶けたことが確認できたらラップで蓋をします。
(ジャム瓶などで蓋が出来ればそれでも良い)
ただ、アルミは解けるので絶対に使用してはいけません。

ガラス・ホーロー・ステンレスの物を使用します。



油を加熱します。
75度になるまで加熱します。
私は湯煎で行ったのでとても時間がかかり、
その間にKOHの水溶液の温度も下がってしまいました。
今思えば、直火でOKだったようです。


KOHの温度を確認し、65度であれば、油に混ぜます。
私の時は油の温度もKOHの温度も下がってしまい、
湯煎で両方とも温めましたがなかなか温度が上がらず・・・
それぞれ10度ほど低い温度で済ませました。


油を入れている容器は必ずガラス蓋のものを使用します。
私は蓋だけ別に買ってきました。
油が飛ばないように、KOHの水溶液も飛ばないように
少しずつ様子を見ながら、泡たてきで混ぜながら入れます。


弱火で82度まで温度を上げ10分ほど良く混ぜます。
温度計を見ていましたが、100度にならなければ問題は無さそうです。
私は息子にタイマーをいれておいてもらいました。

KOHを油に入れたときの写真です。
オレンジ色のあくのような物が中心部に出ています。


06-2-11石鹸1


火を止めて、アルコールを入れます。
この時は必ず火を消して行わないと危険です。
別のテキストによると、50ccずつ入れる。とあるので
厳密な事は言いませんが、少しずつ様子を見ながら加えて行きます。


少量のアルコールを入れて蓋をすぐ閉めます。
様子を見ていると吹き上がる様子が見えます。
中の様子が静かになったらまた、次のアルコールを加えます。


最小量のアルコールを全て入れ、透明な感じになればアルコールは終了です。
足りないようであれば少しずつ加えます。


アルコールを入れ終わったときの写真です。
少し色が濃くなったように感じますが作っている時は感じませんでした。


石鹸 002.jpg


15分から30分かき混ぜます。
そして、この時ビールの泡のようにシュワシュワーーと
泡があがってくれば、その泡をかるくたたくようにして消し
今まで液体だった油が、ジェル状になり、透明感が出れば完成です。


しかし、30分経っても変化なし。
変化はあるが、吹きこぼれそうな泡があがってこない。。。
(私はこの状態でした。失敗か???)
失敗だとすれば初期の温度管理が悪く、温度が低かった。


他のレシピで廃油石鹸などはしつこく加熱しますし、
アルコールを入れるレシピでもアメリカの本などは加熱するとあります。
そこで・・・


弱火で加熱を始めました。


しばらくしたら・・・

本当にビールの泡のような感じで、シュワシュワーーっと
泡があがってきました。
吹きこぼれては大変なので、大急ぎで火を止め蓋を閉めます。


吹く様子が消えたので上から軽くたたくような感じで
泡立てきで上の泡を押さえつけました。


そっとかき混ぜると・・・
ジェル状に変化しています。
やったーーー完成です。


石鹸 003.jpg


ビールの泡状態の写真を撮っておきたかったのですが
あっという間の事でタイミングを失いました。
ジェル状になっていることが写真でも確認できると思います。



これが液体石鹸の元になります。





使用する時は水を加え、湯煎で溶かして適度な硬さにし
必要であればその他の材料を加え、完成とします。
煮詰める時間は2時間でこの間に完全にアルコールを飛ばします。


アルコールを入れたレシピの場合、石鹸の元の状態で
アルコールが飛ばないように密閉されていれば
5年以上大丈夫だそうです。


ただ、急ぐ場合は石鹸の元が出来た状態で
同量から、2倍量の水を加え、好みの硬さにし
好みに応じて蜂蜜・糖蜜・グリセリン・香料等その他材料を入れ
調合日より2週間ねかせ、使用可能になるそうです。



今回はジェル状になったのでプラスチック容器に入れて
バスタオルに包み、48時間の保温をすることに。





時間も時間だったので、そのままお昼ご飯にしました。
メニューは手抜きでラーメン。


石鹸つくりに使用した道具を洗うのはご飯の後で。。。
綺麗にゴムベラで取ったつもりでも少々鍋に残ります。


アルカリが残っているので素手ではさわらないようにと言われています。
この時点でPH試験紙で測定しました。
PH9と出ました。


石鹸としてはなかなかの出来栄えです。
(楽天の某薬局で手作り化粧石鹸として
 売られているものがPH9~10です)


熟成期間を経て寝かす事でPHは1ぐらい下がるそうです。
(つまり中性に近くなる。PH7が中性)


ラーメンのスープもなかなか油がきついので
石鹸つくりの道具を洗いながら一緒にどんぶりも・・・


PH9で顔を洗っても大丈夫なレベルと判断したので
(私の肌に合うかどうかは別問題)
手袋無しで道具を洗いました。


そしたら・・・


いつもはガサガサになる手がつるつる!!



これはもう、他の石鹸は使えなくなりそうです。




アルコールを使用しないバージョンをすぐにでも作りたい私ですが
時間的制約と、材料の問題と・・・


KOHはあと1回分はありますが、2回分は無いので
さっそく薬局にオーダーの電話をかけました。


早く、お風呂でも使いたいのですが
今使用中の石鹸を使い終わらないと使えなくなりそうなので
在庫が無くなってからです。
楽しみ。。。









液体石鹸と固形石鹸



石鹸に使う油と油の性質



石鹸つくりの準備



アルコールを使わない液体石鹸つくり



石鹸日記





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