ご飯を入れた石鹸のレシピ
廃油石鹸のレシピの中でご飯を使用したものがありました。どのようなものが出来るのか、好奇心で作ってみることにしました。その前に2月14日の日記のなかで固形石鹸のレシピで洗濯用液体石鹸を作ってみようとしました。結果が気になるというコメントをいただきましたのでその後です。まず、1Kのサラダ油(菜種、大豆混合油)からおよそ3リットルの石鹸を作りました。泡たてきで、このくらいの固さなら。。。というくらいの固さになったのでペットボトルに移しました。移した直後は良かったのですが、2時間前後したら上記写真のように下のほうに水が。。。振ってみたら、上のほうには固形分があるようで、しかもそれなりの固さになりつつある様子。毎日、朝晩 振って固まらないようにしています。振ると一応全体に拡散されるのですが溶ける・・・ではなく、粉石けんが解けずに浮遊している。そんな感じです。もしかして・・・これを水分抜いたら、粉石けんになるのかしら???本日無事、購入した液体洗濯石鹸 全部なくなりました。後は市販品では洗濯用は固形石鹸が残っています。明日からこの自家製液体石鹸を洗濯用に使用する予定です。******************さて、本題のご飯を入れた廃油石鹸のレシピで石鹸を作りたいと思い、早速チャレンジ。元のレシピは廃油 1リットルご飯 100gNAOH 150g熱湯 1リットルです。2日ごとに熱湯1リットルずつ追加し合計5回で作ります。このレシピだと油に対してNAOHが かなりきつくなります。洗濯専用で、手洗いなどには使用できません。私としては、洗濯に問題がなければ人体にも、洗濯にも使用できる物を目指していますので今回は人体に使用できるレベルのものを・・・と思って、レシピを組みました。キャノーラ油のNAOHの鹸化値は0.129です。鹸化値の85%をNAOHの使用量とします。廃油はないので、キャノーラ油(食用菜種油)1Kご飯 110g (1Kの油だと1リットルよりは少し多くなります)NAOH 129×0.85=109.65 110g水 1リットル某サイトでみつけたレシピですが作り方で一部怖い部分もあったので自分流にアレンジしました。ご飯と油を計り、油は鍋に入れます。油を95度まで加熱し、火を止めます。(テキストは100度でした)ご飯を入れます。水1リットルを計り、NAOHを水に少しずつ加え完全に溶かします。油の中にNAOHの水溶液を少しずつ加えます。我が家の現在の気温ではNAOHの水溶液は45度ぐらいにはなるので、油が90度前後になっているであろうと推測できる為これで良しとしました。(テキストでは油の中にご飯とNAOHを加え熱湯を加えます)25分前後しっかりかき混ぜます。かき混ぜた感触ではご飯は一部 粒が残っていると感じられる部分もありますがお湯を入れて飲むコーンポタージュのような感触です。見た感じは表面に少し油が浮いている感じです。(見た目もまるでそっくり!!)(テキストでは油にご飯とNAOHを加え この時の感触がとろみが出る程度。 熱湯を加え茶色い飴状となっています。 新しい油は作りにくく、古いものほど作りやすいとも言われます)かき混ぜが足りないと(反応が悪いと)失敗する恐れがあるとのことですがとりあえず、今日はここまでにします。ふたをしてそのまま台所で寝かせます。(テキストでは雨のあたらない暖かい場所に置くとあります)2日間お休みさせ、次の作業を行うのは火曜日に行います。