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ぶるどっぐロンディ&にゃんこの部屋

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簡単 手抜き レシピ~☆


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★今夜は手抜きで炊き込みおまんま★


★手抜き料理 ○酒のつまみ編★


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August 11, 2022
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カテゴリ:にゃんこの独り言
​​​​​​​​8月に入ってから全く日記が投稿できませんでした。
其れなのに 毎日千人近い方々が拙ブログにご訪問を頂きました。
恐縮しています。申し訳ありません。

安倍晋三氏が凶弾に倒れてから喪に服しています。
通常では8月25日に49日目を迎えるけれど・哀しみは癒えない・・
49日法要は多分葬儀が行われた東京 港区の増上寺でしょうね・・

悪夢の民主党政権下から今の日本迄 立ち上げて世界各国を
飛び回り・自分自身の病気も抱えながら・過去に彼ほど国の
為に働き続けた「総理」は居ません。
世界各国と地域から1700通を超える「弔問」の意が寄せられました。

なのに「国葬反対が5割を超える」って どういう事なの?怒ってる
毎日TV・或いはネットから垂れ流されている安倍氏を
「貶めるプロパガンダ作戦」に頭を占領された国民の
如何に多い事か!
恩を感じるべき人に対して
命を奪われた人に対して それは無い!
恥ずかしい日本人が増えた。嘆かわしい事です。
ちゃんと正しい情報網を持って居る人や「日本人気質」を
お持ちの方々は年々 減少してしまうのでしょうか?
マスメディアを許す事は出来ません。
なのに変なコメンテーター達は「上からの命令」で誤配信を
毎日 何の罪の意識も無く?垂れ流している。あ~‥情けない。
「安倍の葬式はウチが出す」と言う「社是」を掲げていた
アカヒは満足か?如何にアカヒが下劣か?良く判った。怒ってる怒ってる

政府が葬儀代金を負担するのは許せぬ・と言う奴らに言いたい。
ならば国民がファンドを立ち上げればすぐに2-3億円の
募金は集まる。それで充分 心のこもった国葬が可能になるヨ~!

気分を変えて・・一寸 素敵なニュースを・・・​​​​​​​​

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フィギュアスケート、氷上の華
https://number.bunshun.jp/articles/-/854207?page=3

羽生結弦の振付師「『プロ転向おめでとう』と連絡したら、
すぐに彼から…」シェイリーン・ボーンが振り返る
​「ユヅは自分の『声』を持っていた」​







過去8年間、羽生結弦の振付を手掛けてきた振付師でプロスケーター
でもあるシェイリーン・ボーン。
数日後には日本でのアイスショー出演と、彼女の夫で映画監督の
ボーダン・トゥロック氏が監督するというNHKドキュメンタリー番組
の撮影のため、5週間来日するという。
出発前の忙しい時期に時間を割いて独占インタビューに応じてくれた。


​「『プロ転向おめでとう』と連絡したら、すぐに彼から…」​

まず最初に羽生がプロ転向を発表したことについての感想を聞いた。

「ファンタジー・オン・アイス用のプログラムの振付などで、
ユヅとはずっと連絡を取り合っていました。
でも来季の競技活動については、彼の方から何も言って来なかった
ので、私からその話題に触れることはありませんでした。
余分なプレッシャーを与えたくなかったので。
私はあまりインターネットのニュースを見ることはないので、
彼のプロ転向のニュースは、夫が最初に気が付いて教えてくれました。
私がユヅに、『プロ転向おめでとう』と連絡をしたら、
すぐに彼からお礼の返事が来て、私からメッセージをもらえて嬉しい、
と言ってくれました」

​タイミング的には予想外ではあったものの、サプライズではないという。​


「そもそも最初のオリンピックで金メダルを取った後、選手によっては
引退を考えたでしょう。さらに2度目のオリンピックで金を手にした後、
すぐに引退したとしてもサプライズではなかったと思います。
彼はアスリートとしてやれることは全てやり遂げた。

きっと彼の中には、これまでの経験を生かしてやってみたい新しいこと、
新たなゴールが見えているのに違いないと思うんです」

​​羽生の驚異的な身体能力「何という才能だろうかと」​​

羽生が初めて彼女に振付を依頼したのは、ソチ五輪で金メダルを手に
した翌シーズンのこと。2014/2015年シーズンのフリー、
「オペラ座の怪人」が最初の作品だった。
彼の第一印象はどのようなものだったのだろうか。

「初めて会った時、ユヅは既に五輪チャンピオンになっていたのに
スケーターとしてもっと上達していきたい、という強いモチベーション
を持っていました。自分にはもっとできる、特にスケーティング等・
もっとうまくなりたいという意志と意欲を持っていた。

アスリートとして既に最も大きな目標を達成していたにも関わらず
まだ自分の能力を最大限に発揮していない・と感じていたのです。
それは驚くべきことで、とても強く印象に残っています」

​もう一つ印象に残っているのは、彼の身体能力だったという。​

「ユヅは振付作業をしている最中に・すぐにその動きをさらいながら
3アクセルを入れてみるんです。
普通は振付の最中にジャンプをする選手なんていません。
みんな振りをさらって覚えるだけで手いっぱいですから。

でも彼は必ず・ジャンプを入れてその感触を確かめて振付を演じ
ながらジャンプを入れる事が可能かどうか細かくチェックしていました。
これは彼が普段からどれほどよくトレーニングしているかという事
の証明でもあり、何という才能だろうかと思いました」


​​「彼は自分の『声』を持っていました」​​

また羽生は当時から既に自分が表現したいものをよく判っていたという。

「当時のユヅはまだ本当に若かったけれど既に自分の意志・発信したい
自分の『声』を持っていました。

今でもよく覚えているのですが最初にブライアン(・オーサー)から
振付依頼の電話があった時
『ユヅはもう滑りたい曲を決めているけれど、それでも構わないか』
と打診してきたのです。
私は『やりたいことがあるのは素晴らしい事だわ』と答えました」

​ボーン氏が手掛けたフリーは5作品共・音楽は全て羽生本人が選んだ。​

SPではジェフリー・バトル氏とのコラボで新しいジャンルの音楽等
にも挑戦していった一方で・フリーでは最初から自分が演じたい音楽
表現したいイメージとそのコンセプトをある程度固めてボーン氏に
振付を依頼したのだという。


「どの曲も彼の中できちんと滑りたい理由がありました。
ユヅにとって自分自身に忠実にスケートを通して自分にとっての
真実というものを追求していくことはとても大切だったのでしょう。
だからこそ、あれほど多くのファンを魅了していく事ができた
と思うのです」

​振付師として感じてきた「ユヅの成長」​

「それから何シーズンか・彼の振付を続けていける事は私にとって
大きな意味がありました。というのはスケーターと振付師というのは
一緒に作業をしていくうちにお互いの事を学び・より理解を深めて
築き上げていくものがあるからです。

そこに深い信頼関係が生まれます。そのおかげで私は・ユヅの成長を
見守っていくことができたのです」

「人というのは成功よりも困難に直面する事によって学ぶ事が多い
ものです。ユヅも様々な困難に出逢いました。

『オペラ座の怪人』のシーズンも・大会中に他のスケーターとの
衝突事故があり・その後も多くの怪我等に苛まれて苦労を重ねた。
こうした苦しみからユヅは多くのものを学んでいったと思うのです。




私自身も覚えがありますが人生経験を重ねて精神的に大人になって
いくにつれスケートに対する姿勢も変わり・そして身体の動作も
変わってくるものです。
彼はどんどん自分の表現に対してオープンになって行き・又・細部
にわたってこだわりを持つようになった。
振付の動作一つ一つの意味を知りたがるようになっていきました」


「ユヅと二人で大笑いして…」羽生結弦の振付師が語る、
プロ転向後の“無限の可能性”

「スケート界は彼のようなリーダーを必要としている」​​

ボーン氏が特に印象に残っているプログラム

これまでの作品の中で特に気に入っているものはあるのだろうか。
そう聞くとボーン氏は少し考えてから、こう答えた。

「一つだけ選ぶのは難しいです。どのプログラムにもそれぞれ
思い入れがありユヅにとっても一つ一つがきちんと個人的にも意味
のある作品でした。その時々で、彼自身にとってもっとも相応しい
プログラムだったと思っています。
自分の子供の中でどの子が一番可愛いかと聞かれるようなものです」
と笑う。
そんな中でも・やはり「SEIMEI」は特別なプログラムだと感じているという。



「特に印象に残っているのは『SEIMEI』の振付の時に彼がこのプログラム
で表現したいもの・感情等を文章にして持ってきた事です。
元々のストーリーの他に・彼は彼の表現したいストーリー・
そして私は私で表現したいストーリーがそれぞれあったのです」

例えば具体的に、どのようなものだったのか。

「私は『陰陽師』の映画を字幕入りで見たのですが・主人公の
キャラクターにとてもユヅと重なるものを感じました。
落ち着いていて自信があると同時に、ユーモアのセンスがある所等です。
私達は初めて一緒に振付の作業をした時から沢山・一緒に笑っていました。

映画の主人公と同じようにユヅはちょっと悪戯っぽい表情で
小悪魔的な笑い方をする事があるんです。そんな表情をした彼に
『今、何を考えてるの?』と聞いて二人で大笑いする事がよくあったんです。

この主人公の中に貴方に共通するものを感じるわ・とユヅに伝え
その雰囲気を生かしたいと思いました」

​​今明かす、「SEIMEI」に羽生が込めた思い​​

「ユヅはあのプログラムの中で全ての人間の中に存在している女性的な
部分と男性的な部分、繊細さと強さという誰もが持っている二面性を
表現したい、と説明しました。
またスローな部分では、映画のシーンの中のちょっと幻想的な部分を
表現したかった。

そして私は最後のステップの部分で、ユヅが彼自身のエネルギーを使って
それ迄 周りを覆っていた暗い雲を祓うというイメージを抱いて振り付けました。

実際に彼があのプログラムを演じるのを見る度に彼が暗い雲を綺麗に
祓うのを感じたし、彼自身も感じていたと思う。
それは感動的な事でした。見ているお客さんの気持ちも引き上げられて
彼のエネルギーを受け取った人は多かったと思います」

「でもこの作品を仕上げた時に
『ちょっとタイミングが早くて残念。あなたがどう感じているか判らない
けれど、このプログラムをいずれ再使用する可能性も頭の中に入れておいて。
私はこの作品はオリンピックで使うべきだと思うの』と彼に伝えたんです」

ボーン氏の言葉通り、羽生はこの「SEIMEI」を2シーズン後に復活させて
平昌オリンピックで二度目の金メダルを手にした。

​「ユヅは無限の可能性を持っています」​​

​プロスケーターの先輩として羽生にどの様なものを期待しているだろうか?​

「私自身はプロに転向してからすぐにパートナーが引退した為に一人に
なってしまったのです。それでも努力してソロスケーターとしてのプロの
キャリアを築き上げました」

ボーン氏はアイスダンサーとして2003年3月に世界選手権で優勝したのを
最後に、競技活動から引退。
同年の10月にパートナーだったVー・クラーツとのパートナーシップを
解散した。その後、振付師として活躍する傍ら一人でショースケーター
としても活動し続けてきた。

「元々私にとってはプロとして活動する事が最終目標でした。
試合に出ていたのは出来るだけ大きな舞台で自分の滑りを見せる事が
できる様に可能な限りベストな結果を残したいと思っていた為です。
その意味では・ユヅは無限の可能性を持っています。
彼にはプロとして長い活動をしていける基盤があるし・とても想像力豊か
なスケーターなので何か大きなスケールの事もできると思います」

​「スケート界は彼のようなリーダーを必要としている」

羽生は競技活動から身を引く事を発表した時に・これは「引退」ではなく
「プロ転向」であることを強調した。

「以前に一緒にショーに出た時にユヅは自分の違う一面を表現できるので
ショーが大好き・と私に言っていました。競技ではジャンプ等の
エレレメンツを成功させなくてはならないという責任があるので、
パフォーマンスだけに全力を注ぐ事はできません。
でもショーではもっと自由に表現することができます。
このフィギュアスケートというスポーツには芸術面から見ても無限の
可能性があります。
ユヅの情熱がどちらの方向に向いていくのかまだ判りませんが
彼が本気を出せば出来ないことは何もないと思います」

熱心にそう言葉を重ねたボーン氏は、久しぶりに訪れる日本で、
パンデミックが始まって以来初めて羽生に会える事も楽しみにして
いるという。

「スケート界は彼のようなリーダーを必要としています。
きちんとしたビジョンを持ち・新しい事に挑戦するのを恐れないお手本を。
ユヅがどんな新しい事をやってくれるのか今から楽しみにしています」

By シェイリー・ボーン(From Number Web)
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フィギュアスケート、氷上の華 From ARTICLE

​「ユヅは僕のために泣いてくれたんだ」​
ハビエル・フェルナンデスは“羽生結弦の決意表明会見”を
どう受け止めたのか?《独占インタビュー》

7月19日、羽生結弦が競技生活に終止符を打ちプロに転向する事
を明らかにした。彼が2012年の夏にトロントのクリケットクラブ
に拠点を移してから、同じブライアン・オーサーコーチの元で
トレーニングをしてきたスペインのハビエル・フェルナンデスは
羽生のことをもっとも身近に見てきたスケーターの一人である。

2018年平昌五輪で羽生が金メダル、フェルナンデスが銅メダルを
取る迄・およそ5年半をトレーニングメイトとして一緒に過ごしてきた。
よき仲間でありライバルであった彼が、今回の羽生の引退に関して
独占取材に応じた。

スケートセミナーの為に滞在中だというイタリアから電話を通して
元気な声を聞かせてくれた。

最初にフェルナンデスが羽生のプロ転向宣言をどの様に受け止めたのか
その感想から述べてもらった。


「今回のユヅの発表がサプライズだったか、というのはイエスでもあり
ノーでもあります。どの選手にとっても、今年は決断をする時です。
オリンピックが終了し、次の4年間を続けていくのか、やめるのか。
だから彼も恐らく色々と考えているだろうなとは思っていました。
ユヅはこの事について、きっと長い長い時間をかけて考えてきたに
違いないと思うんです。

スケーターにとって競技活動中とプロ転向後とでは人生がガラリと
変わるわけですから、人生の節目ともいえる重要な決断です」

フェルナンデスが忘れられない“羽生と過ごした特別な時間”


フェルナンデス自身も経てきた道だった。彼は3度目のオリンピックと
なった2018年平昌オリンピックで、競技引退を羽生に伝えた
(実際にはその翌シーズン欧州選手権のみ出場し7連覇を達成した)。
フェルナンデスは羽生より3年と8カ月年上なので奇遇にも二人は27歳
という同じ年齢で競技を卒業したことになる。

「平昌五輪のメダル授賞式の後の時でユヅと、そしてその場にいた昌磨
に僕は『君たちと一緒に試合に出るのは、これが最後だよ。
今まで同じ大会に出られて本当に嬉しかった』と言ったんです。
そうしたら驚いた事にユヅは涙ぐみました。
そして僕と戦えなくなるのは寂しい・もう少し一緒に戦って欲しいけれど
でも僕の意志を尊重して理解する・と言ってくれました。
これまで一緒にトレーニングをしてきた彼が、僕の為に泣いてくれた事
に驚きました。すごく特別な瞬間で、あの時の事は一生忘れないだろう
と思います」


​​「ユヅはトップでいられるうちに、
 決断をしたかったんだと思う」​​


「僕自身も経験があるので、よく判るのですが、アスリートにとって
競技から身を引く日がいつか来るのは、避けられない。
悲しいけれどそれが現実です。でも僕個人は未だトップで競える内に
身を引こうと思った。実際のところ当時、トレーニングをしていくのが
身体的に年々きつくなっていったし周りの若手達がどんどん上手く
なっていくのを実感していました。

ユヅと一緒にトレーニングをしていて、とても彼のようなペースでの
ハードな練習は続けていけないな、とも思いました。
そろそろ次の世代に舞台を譲る時が来た、と思ったんです。
ユヅも同じように、まだトップでいられる内に潔く決断をしたかったのだ
と思います。ただ僕と違うのは、彼はこれからもずっとトレーニングを
続けていくと言っていることですね」

羽生は記者会見の場で、これは「引退」ではなくプロ「転向」である事
を何度も強調し、今後プロとして4アクセルへの挑戦なども含め、
高いレベルを保ったままスケート人生を続けていくことを誓った。


「僕の場合は、競技をやめたらトレーニングの量はぐっと減る事が
わかっていました。それまではスケート中心の生活をしてきたので
新しい生活のペースを決めるまで、ちょっと大変でした」

そう語るフェルナンデスは、現在コーチとして指導する傍ら、プロと
してショーの活動も行っている。

「ファンタジー・オン・アイス」で羽生と再会して

​だが現在は、普段はほとんどトレーニングはしていないのだという。​

「教える為に氷の上に乗っているけれど、自分のトレーニングは
あまりしていません。氷の上にいない時間は、マドリードにある
自分の事務所でマネージャーとスケート合宿など色々な企画をたてて
事務的な仕事もしています。でもショーの依頼が入ると、目標が
できてトレーニングを再開できるので嬉しいんです。
今でも練習をすれば、3アクセルまでは跳べます」

今年は「ファンタジー・オン・アイス」にも出演して久しぶりに羽生に
再会した。
「本当に久しぶりだったので、お互いの近況を報告し合いました。

最近どうしているの・と言われて僕が今やっている活動等について語り
彼は彼の身の回りのことを話してくれました」

今年2月の北京五輪は、スペインのテレビ局の解説者として見たという
フェルナンデス。
「彼が4アクセルに挑んだのは、すごいことだと思う。あそこで成功
していたら本当に良かったのに。そうしたら彼はまたもう一つ新たな
歴史を作ったでしょう。でもどんなアスリートだって、ベストな演技
ができる時とそうではない時があります。
それがスポーツですから、仕方ありません」

フェルナンデスはそう言って苦労を共にしてきたかつてのライバルを思いやった。

​​フェルナンデスが羽生と出会った日

フェルナンデスは10年前・初めてクリケットクラブで羽生に会った時の
ことをよく覚えているという。

「実を言えば・当時まだユヅのことをよく知らなかったんです。
 同じ大会に出ていても、話す機会はなかったので。
 彼もまだ英語を殆ど話す事ができず、初めてリンクで顔を合わせて
 ブライアン(・オーサー)が紹介してくれたと記憶しています」

​一緒にトレーニングを始めた時の第一印象はどうだったのか。​

「試合では他の選手の事をそれほどじっくり観察できるわけではない
けれど、同じリンクでトレーニングを始めたら『すごい才能だな』
と思いました。
スケーティングにスピードがあり凄く良いジャンプを持っていると
思ったんです」

一方羽生はフェルナンデスの4サルコウを参考にしていたと口にした
こともある。

「でも彼だってもう4サルコウを跳べていましたよ。当時はそこまでの
安定度ではなかったけれど、技術はしっかり持っていました」

 ​そして少しずつ、二人は親しくなっていったのだという。​

​「たまにユヅが不調でイライラしているのに気が付くと…」​

「シーズン中はやはり集中しているし、それぞれが試合で遠征している
事も多いので、ゆっくり話をする機会があるのはサマーキャンプの時でした。
彼は何度も『ハビは上手い、特にジャンプがすごく上手い』と褒めて
くれていました。僕は僕で、『ユヅこそ、ジャンプ上手いよ』と言うと
『いやいや』『ホントホント』等と、お互い褒め合っていましたね(笑)」

​ジャンプの不調に陥ると先輩のフェルナンデスが励ます事もあったという。​

「たまにユヅが不調でイライラしているのに気が付くと
『大丈夫だよ。さっき出来てたじゃないか。君にはできるんだから』と
励ましたこともありました。
話をするのは、やはり殆どスケートの事でした」

​クリケットクラブに来てから、羽生のジャンプはぐんぐんと伸びていった。​

​「彼のジャンプは本当に高くて、凄い、といつも思っていました」​

​そう言うフェルナンデス自身、ダイナミックなジャンプに定評があった。​

「自分で跳んでいると、どの位 高く跳んでるか判らないんですよ(笑)。
でもユヅのジャンプは目の前で見ていましたから、いつも凄いな、
と思っていたんです」

​フェルナンデスが忘れられない「羽生のプログラム」​

羽生のプログラムの中で、特に印象に残っている演技はあるだろうか?

「僕は『パリの散歩道』のユヅがとても好きでした。
あそこでかかとを氷につけた、独特の動きを自分のものにして、
彼ならではの個性を確立したと思います。
それと平昌で滑った『SEIMEI』も好きですね。


彼の中で、日本人として表現したいものがあるのが伝わってきました。
僕にとっては例えばフラメンコのプログラムがそうであるように、
彼にとってアイデンティティとして重要なプログラムである様に感じました」

​羽生の演技のどのようなところが、特別だと感じるのか。​

「ユヅの身体の動きもなのですが、演技をしている彼の表情が見ている観客
をぐっと引き込む。あの力は彼ならではのもの。
そして動きの全てに意味があるように見せてくれる。そして勿論・ジャンプ
の質の高さでは世界のベストの一人ですね」

​羽生がスケート界に残したレガシー「彼は全ての選手の手本」​

「彼は全ての選手に、あれほどのレベルを保ちながら息の長い選手活動を
続けることが可能なのだ、というのを示してくれました。
1年や2年3年ではなく、長い間、常にレベルアップして進化し続けていった。
競技者として、全ての選手の手本だと思います。
そして演技がずっと安定していた。それはすごく重要なことですね。
世界が必要としているのは、彼のような選手だと思います」

羽生はシニアに上がってから12年間の競技活動を続けた。
フェルナンデスも同じ12年、そして13年目は欧州選手権にのみ出場した。
これだけ長い活動の間、選手にとって避けられないのは負傷である。

​「ユヅは違う世界から来た」​​

「僕はそれほど大きな怪我はしていないんです。ちょっとした軽い捻挫で
1週間休めば回復する程度の怪我しかしませんでした。
ラッキーだった事もあるし、また特に年齢を重ねてからはあまり無理
をしないように意識していた事もあります。体調が良くないと
すぐにブライアンに伝え・スケジュールを変えたり等もしていました。
でも勿論・どれほど気をつけていても難しいジャンプを跳べば、怪我の
リスクはいつでもあります」

羽生は常に自分を限界までプッシュし続けた。
そして数えきれないほどの怪我に苛まれ、それを乗り越えてきた。
傍で見てきたフェルナンデスは、こう形容する。

「ユヅは大丈夫なのだろうか・もう競技を続けるのは無理なんじゃないか
と思った事もありました。でも彼はものすごい才能があり・いつだって
復活して、そして限られた短い時間で試合への調整をして勝つんです。
それがユヅでした。まるで違う世界からやってきたみたいに。
滑るということが、彼の身体の血の中に流れているのだと思う。
彼の1日のトレーニングは、他の人間にとっての1週間分の価値がある
のかもしれません」

​フェルナンデスから今の羽生へおくる言葉​


プロになった羽生に、どんな言葉をかけてあげたいか。そう聞くと
フェルナンデスはこう答えた。

「僕自身、競技のトレーニングをしない日々に慣れるのに長い時間が
 かかりました。自分のスケジュールが決まっていない中で、生活の
 ペースを取り戻すのは大変でした。だからユヅがプロになっても
 トレーニングを続けていく、と言ったのはとても賢い選択だと思う。
 
 逆にぼくはユヅに聞いてみたいです。こうしてプロに転向する事を
 決めて、今どんな気持ち? って。
 これからも活動的に、そして自分の好きな事をやって行けばいいと
 思います。何をやるにしても、楽しんで欲しいと思う。応援しています」

 ​フェルナンデスは、新たな門出を迎えた羽生にそうエールをおくった。​
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羽生結弦選手の今後の活躍と あ!そうだ!
大谷翔平選手が104年ぶりに ベー・ブルースに並んだ!


この27歳の二人の活躍を安倍晋三氏に伝えたかった・・








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最終更新日  August 11, 2022 04:05:18 AM
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