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社交ダンス的通販生活 

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クリスとジャスティナ初デモの感想

05/02/21 【クリスとジャスティナ初デモの感想】
050223クリスとジャスティナ     050223クリスとヘイゼル1
クリスとジャスティナ    こちらは前パートナー、ヘイゼル


前カップル、クリスとヘイゼルはわたしにとってはその華やかさ、
明るさという踏風を否定するものではないが、あまり魅力的、
と思えるカップルではなかった。

体格、技術、表現力すべてにおいてヘイゼルが勝っていたように思う。
クリスはよく頑張っていたが、いつもアップアップしてるような、
ギリギリ感が漂うダンスで観る者に安らぎを与える、
という感じの踊りでははなかった。

しかしエンターテイナーとしての彼はすばらしい。
デモを何度か観ているが、その度に上達している日本語に驚かされる。
彼ほど日本語を勉強している外人プロもいないだろう。

外人選手にとって日本は言ってみればいい『稼ぎ場』、
日本語を勉強するのは普通の商取引関係、と考えたら
当然のことと思うけれど、日本来れば通訳が付き、
下へも置かない処遇、ともなれば
面倒な日本語など勉強しないのが普通だろう。

今回もジャスティナのドレスチェンジタイムも通訳も付けず、
コミカルダンスを見せたり、お客さまに拍手合戦をさせたりと
一人で会場を盛り上げ、他のダンサー(日本人も含む)だと
退屈になりがちなこの時間を十分に楽しませてくれた。



日本人プロもダンスで負けても、せめてこのドレスチェンジタイムの
盛り上げくらいは負けるなよ~。
お客が退屈するようなことはするなよな、と思う。
そもそも日本語達者なわけだし。
今までの戦歴紹介とか聞きたくもない。




ジャスティナはまだ今の環境に慣れていないように見えた。
体力不足の感じだし、動きもヘイゼルに比べたら硬い、
だが、体型がとてもクリスに合っていて、クリスが逞しく
余裕を持って踊っていてわたし的にはなかなかよかった、
と思えるデモだった。

最初はクイックステップ。
曲は新しいものだったが、ステップはヘイゼルと踊っていた時のものが
多用されいた。細かい飾り足部分になると、どうしてもジャスティナの
足がもつれ気味になる。

2分半はある曲だったと思うけど、最後のほうではあきらかに
体力不足な感じにみえた。



次はスローフォックストロット。
曲はルンバ曲かと思うようなメロディライン。
今までクリスのスローのデモ曲は所謂名曲、映画音楽などが多く、
スローが持つ大人っぽさ、セクシーさに欠けていた。
キレイだな~、とは思うが、ドキドキ感がないダンス?ではあった。

新カップルになってデモ曲にも変化が出てきて、
これから二人の踊りが合っていけば
ドキドキするようなステキなダンスになる予感。



次はベニーズワルツ、
曲はおそらく『船上のピアニスト』かな。
ベニーズは同じステップを繰り返すのでとても体力がいるダンス、
やはり曲の最後のほうはバタバタ感が感じられた。
でもクリスがジャスティナをいたわるようにカバーしていて、
とてもいい感じに思えた。



タンゴ。
曲はおなじみ Verano Porteno(ブエノスアイレスの夏)
これはピノのデモ曲としてわたしにはインプットされてる曲、
ピノのクールな雰囲気にとても合っていた。
この曲をデモとして踊るにはダンステクニックはもちろんだけれど
二人の醸し出すミステリアスな雰囲気が大事。

ジャスティナにはヘイゼルにはなかった『影』とでもいうのか、
セクシーさ、というのか、危うい感じがある。
これがなかなかこの曲に合っていた。



最後はワルツ、曲はワルツの名曲『ジムノペディ』
ピアノだけの演奏ではなく、他の楽器も入った演奏、
ピアノだけのものが好きだけど、やはりピアノだけのシンプルな演奏で
魅せるにはまだまだ二人は雰囲気不足かも。
あり~、ワルツ、あんまり印象がないな・・・。

ということでわたし的には楽しみなカップル、という印象でした。
あっ、そうだっ、二人は8月に結婚するそうです。
だ、だいじょうぶなのか? クリス・・・
イミフメ・・・



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