05/03/02 ミルコのデモ 感想★05/03/02 ミルコ・ゴッツォーリ& アレッシア・ベッティ わたしがプロダンサーを評価するとき、それは競技会の成績だけではない。 デモンストレーションでいかにわたしを酔わせてくれるか、 ということのほうがむしろ大きい。 心が洗われるようなダンス、涙が邪魔だけど ぬぐうことも忘れて見入ってしまうダンス、 わたしも踊る~、とジタバタしたくなるような そんなダンスにお目にかかりたい、といつも願っている。 ルカとロレインが引退したあと、そんなダンサーが現われるのだろうか、 と思っていたらこのミルコ・ゴッツォーリがメキメキと台頭してきた。 イタリア人らしい思い切りの良さにセンスの良さを兼ね備えている。 でも今回はまだその片鱗を感じさせるだけのダンスだったかな・・・。 選曲は冒険を感じさせる新しいものが多かった。 どの曲も今までおそらく誰もデモ曲として使用したことがないと思う。 残念ながら知っている曲はベニーズワルツの『子犬のワルツ』、 クイックの『マックザナイフ』だけだった。 どの曲もオシャレなデモらしい振り付けが施されていて、 なかなか楽しいのだが、なんだか二人とも表情が乏しいようにも見受けられた。 フロアが狭い、ということもあって実力が十分発揮できていないのか、 観客の中にドーンと踊りこんでくるような迫力がない。 まだまだプロダンサーとしての『ハッタリ』みたいなものが不十分。 ひれ伏したくなるようなカリスマ性が欲しい。 意外なことにアレッシアが思いのほか地味だった。 輝いてない。オドオドしているようにも見えた。 どうしてもミルコにばかり目がいってしまう。 これから化けてくれるのだろうか~。 それにしてもミルコ、スタイルが良かったな~。 今まではテレビか、大きな会場でしか観ていなかったので、 そんなにスタイルがいい人、という印象がなかったのだが・・・。 アタマの形が台形なんじゃないか? ひょっとしてデカアタマ? と期待してたのに、残念、アタマちっちゃ~。 アレッシアよりちっちゃかった・・・。 ホールドが美しい。肩からヒジにかけてのラインが素晴らしい。 ビクともしない感じなんだけど、決してカチコチな感じではないのだ。 あ~、なんてきれいなホールド、と呟いたら 『だいじょうぶ、身長は同じだからっ』 と、リーダーさんのアリガタイお言葉が・・・。 うみゃ、身長が同じでもなぁ、体型の比率ってものが??? うん、アタマのデカさは圧倒的に勝ってますが。 ジャンル別一覧
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