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カテゴリ:考え事
先日一人で呑んでた時の話。
お店のお客さん、私以外は男性ばかりで3人。 うち二人は年齢が私の1コ上と1コした。 この2人がちょっと喧嘩めいた会話になって、 せっかくご機嫌で呑んでたのに台無し(`ヘ´) 。 しかしいつ迄たっても喧嘩は終わらない。 でも終わる訳が無い。 視野が狭いってお互い言い合ってる。 外野の私が聞いてるかぎり、視野が狭いって言い合っている時点、 どちらも視野が狭い。 だいたい人を見下して、自分の方が苦労してるとか 努力してるとか頑張ってるとか思い込んで 相手をやっつけるコトばっかり考えて会話してたら、自分の中の要領は増えて行かないし、 自分の視野の狭さにも気付けなくて当然で、受け入れないから相い入れない。 喧嘩は終わらない。 理解しあう気がないなら会話しなきゃイイのに。 お仕事やなんかでどうしても会話しなきゃイケナいとか、 協力しなきゃイケナイとか生活を共にしなきゃならない訳じゃないんだから。 せっかくそれぞれ1人で来て楽しく呑んでるんだから、 楽しくない会話をするコトなんてない。 自分たちが理解しあう気がないコトにも気付いてないから、ディベートですらないし。 愚痴や上司の悪口吐いてストレス発散するのも否定しないけど、 愚痴や悪口そのものが「お前が不条理だろ!」と 思わずツッコミたくなるようなものでは、 本人も発散出来なくて余計ストレス溜まるだろうに…。 内の1人が上司のコトを「初老の人間は調子に乗らず大人しくしてろ」 というような発言をした。 初老っていくつくらいの人をさすの?と聞いたら 50歳くらいからだという。 訳が分からない。 50歳くらいの若さの人を初老なんて思っちゃうなんて、 アナタは50歳になった時どんな人間になってるの? 肉体的に、体力的にってコトであれば、 20歳すぎれば老いて行くといえるかもしれないけど、 精神的な意味では、いくつになっても死ぬまで老化しない人だっている。 ガチガチに凝り固まって、新しい物が飲み下せなくなるっていうか 受け入れられなくなるっていうか…取り込めなくなってくる事が 精神の老いの一端だと思う。 新しいものや、自分とは違う価値観を否定しなくちゃ生きて行けないような 良いと悪いの価値基準、判断基準の柔軟性のないような‥ 精神的消化器官の弱った状態みたいなのが、本当の老いなような気がする。 そんな風に考えると、そいつは30歳半ばにして既に老いているのではないかな? 心の中で「アナタが初老だよ」とつぶやいてしまった。 私は強い消化器官を持ちたいと思う。 鍛えるぞ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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