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カテゴリ:映画やらお芝居やらナンやら
医者の奥様で着物着てチェーンの着いた眼鏡かけて、きちんの髪を結い上げた PTA副会長の人を見下したような女性でした。 公演後、普段ならこの役だよねって、私の舞台をよく見てくれる 友人知人が言ってくれるくらい、それも素敵だったのですが、 稽古が進むと役がチェンジになりました。 夫に捨てられボサボサの髪をして、子供かかえて生活保護受けながら ビクビクうつむいて生きてる新井延子って女です。 どちらも「母」としての強さは持っていますが、 私はこの新井さんが、どうも好きになれませんでした。 辛くても苦しくても、前向いて自分の足で進むんだ!ってのが私の心情だから、 弱い自分をさらけ出して、卑屈に生きてる新井延子はどうも…。 でも、新井延子を演じて、新井延子として生きて、少し考えがかわりました。 みんな一生懸命生きてます。 今までここまで別人を演じた事なかったので、 本当に苦しくて辛くてでも楽しくて幸せでした。 この舞台に声かけてくれたIKKANさん、 私を新井延子にしてくれて高橋いさをさん、 素敵なセットでよりデンションをあげてくださった プロデューサーの佐山泰三さん、 プライベートで支えてくれた友人・知人の皆様。 共演の皆様、スタッフの皆様、そしてご来場いただきましたお客様。 ありがとうございました! また、一緒の時を過ごせますように。 余談ですが…中学3年の時、 仲良しだった友人の名前が「新井延子さん」でした。 彼女にもずいぶん色んなコトを教わった記憶があります。 今回、別役の予定でしたのに新井延子になったのは、なにか不思議な縁かも? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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