菜教の別館

2015/07/08(水)21:43

フェイク~故買屋・海音寺睦美の事件簿~

映画やらお芝居やらナンやら(582)

WITHYOU第2回公演 『フェイク   ~故買屋・海音寺睦美の事件簿~』 無事に終演致しました。 1・舞台で主演を勤めるのは2度目。 2・タイトルに自分の役の名前があるのは初めて。  (アニメでは3作品ほどあります有難や) 3・シーンの多さ、出番の多さはピカイチ! 4・もの凄く久しぶりの実年齢より若い役。 5・1つの物語中、設定された時間経過の長さと   季節の変化の多さ桁違い。 6・楽屋から下手のそでに出る動線が梯子。 芝居って、どんな物語でもどんな役でも 追い込まれたり、自分で自分を追い込んだりなんて あたりまえだから、 精神的に疲労しちゃうのは普通の事だけど、 今回は物理的ってか、体力的にもガタガタに困憊して 終演のご挨拶を書くのに、 時間がかかってしまいました。 今回演じさせて頂いた「海音寺 睦美」は、 乗り越えなくてはいけない物を多く抱えている女性。 けれど、一番素直な部分に仮面をつけて、 今を生きる自分を楽しんでいる。 彼女の「フェイク」は深い部分に存在していました。 堂々としていて強く格好良い仮面の奥深くに、 繊細な少女のような純粋性を持つ女性。 そこに、母性溢れる大人の部分がプラスされている。 虚構がまるでリアルに感じられるような彼女は、 難しい役でした。 今までにない不安を、 沢山抱えながらの開幕でしたが、 今できる精一杯で、 毎日板の上に立たせていただいておりました。 しかも、毎日前売り完売の満席で、 問い合わせしてくださった方を、 何人もお断りすると言う、 申し訳なくもありがたい舞台でございました。 観劇してくださった皆様、いかがでしたでしょうか? 皆様のなかに、少しでも何か残せていたら 幸せなのですが。 主催の奥野くんと、作・演の小野寺さんに この作品に出ないかと、声をかけて頂いてから キャストがどんどん決まっていき、 稽古が始まると、2ヶ月くらいお休みもなくなって。 必死で走ってる気持ちの期間でしたが、 共演の女優陣は私より20歳くらい若い子達なのに よく付いてきてくれたし、フォローしてくれました。 俳優陣も1人省いて、皆年下なのに、 本当に沢山助けていただきました。 スタッフの皆様にも、 細やかな気遣いをいただいてました。 本当に舞台と言うのは、芝居だけでなく全体を通して 1人では出来ない。 今回も新しい体験がたくさん学べた座組でした。 『フェイク~故買屋・海音寺睦美の事件簿~』 スタッフの皆様、ありがとうございました! 共演者の皆様、ありがとうございました! 差し入れをくださった皆様、 ありがとうございました! この公演に関わったすべての皆様、 ありがとうございました! そして、そして、足元の悪い中、 劇場に足を運んでくださったお客様、 本当に、本当に、ありがとうございました! 今後も舞台に立つ私を、応援してください。

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