半野良一家の想い出
大のお気に入り「まろ加さん」とこで、野良猫ちゃんのお話を読んで、今日一日その事がなんとなぁ~く頭から離れなくなり・・・・・かと言って何にも出来ない私は野良猫ちゃんの想い出を書こうと思った。 家の近くのバス停を降りてスグの所に、一階が店舗、二階が小さい居酒屋になっている建物がある。一階も二階も経営者は同じ、そう、個人のお宅で昔からやっているのです。ココに半野良一家がいた。残念ながら過去形・・・・「いた」のデス。半野良一家は母ネコを中心に、家族形態がいろいろ変わっていった。というのは、体の小さい母ネコは気が付けばお腹か大きくなっていて、しばらく見ないなと思ったら、店舗脇のガラクタの陰に、仔ニャンコが!!それが、1ニャンコだったり、3ニャンコだったり。 3年くらい前、かなり老齢なはずの母ネコはある日3ニャンコを産んだようで・・・・いつものように初めは奥の方にいる仔ニャンコたちも、気長に仕事帰りに毎日声を掛けていると、段々と近づいて来てくれて、私の脚にジャレながら途中までついてくるようになった。母ネコとは長年の付き合いだから安心して(勝手に思っていた)、3仔ニャンコが私について来ても、平気で道路に転がりながらこっちを見ているだけ。かわいくて休みの日にわざわざ、ちくわやウチのニャンコ用のネコ缶を持って見に行ったりもした。 ある日の仕事帰り、1仔ニャンコがグッタリ横たわっていて、そばで母ネコが丸くなってじーっと座っていた。少し離れた所に、他の2仔ニャンコが同じく丸くなって座っている。いつも飛び跳ねるように遊んでいるのに・・・・すぐに察してしまった。つい最近まで元気に遊んでいたのに、なんで・・・。それこそ見たくなかったなぁ~と思ったけど、コレって現実だもんなぁ~。その光景が頭から離れなかったが、数日してまたいつものように元気に飛び跳ねる仔ニャンコを見た。、「アンタ達は元気に生きるんだよ!」と話しかけた。(もちろん、わかってないと思うけど。。。笑) 母ネコと、仔ニャンコとは呼べなくなった2ニャンコ(母よりデカイ)は、いつのまにかいなくなってしまっていた。気がついた時には、全員いなくなっちゃった。。。。3ニャンコ一緒って事はたぶん誰か引き取ったのかな~、そう思う事にした。母ネコが老齢になり、きっとまとめて誰かが引き取った。。。そう思って自分を納得させるしかない。 コノ半野良一家は、町内でもちょっとした人気者で、通りがかりの人が遊んで行ったり、ネコご飯持参で来る人がいたり・・・・飼い主代表はそこの店舗主なんだけど、ほんとに昔から町内でかわいがっていたって感じ。だから、「可哀そうだけど、うちでは飼えない」と悩む事もなかった。最近では野良猫ちゃんなるものは、ほとんど見かけなくなった。たまに町内を歩いているニャンコはいるけど、太っていてけ毛艶も良い、清潔感アリ・・・飼い猫だ。 まろ加さんの日記を読んで、忘れていた半野良一家を思い出したのでした。夏も冬も、仕事帰りに疲れていてもコレが楽しみだったなぁ~。 癒されました、ほんとに。私の住む町内にはきっと同じ想い出を持ってる人が何人かいるんだろうな~。うちの町内、ネコに優しいかも・・・なんて今さら思ってます(笑 (今日は半野良一家の記録として・・・ひとり言でした)