ピーター・バフェットの株式日記

2009/06/19(金)17:27

携帯情報端末(PDA)大手リサーチ・イン・モーション、3-5月期は53%増収・33%増益

携帯ビジネス関連(12)

リサーチ・イン・モーション相変わらずすごいね。 カナダの携帯情報端末(PDA)大手リサーチ・イン・モーション、3-5月期は53%増収・33%増益 2009-06-19 11:13 The Wall Street Journal カナダの携帯情報端末(PDA)大手リサーチ・イン・モーション(RIM)(Nasdaq:RIMM)が18日発表した3-5月期(2010年2月期の第1四半期)決算は、53%増収・33%増益となった。ただ、スマートフォン(多機能携帯電話)「ブラックベリー」の契約者の純増数は前期に比べ減少した。 大幅な増収増益を達成したものの、6-8月期(第2四半期)について市場予想を下回る業績見通しを示したことから、同社の株価は時間外取引で下落した。決算と業績見通しはナスダックの取引終了後に発表された。通常取引終値は前日比0.66ドル(0.85%)安の76.55ドル。その後の時間外取引では一段安となり、終値比0.64%安の76.06ドルで取引された。 3-5月期の純利益は6億4300万ドル(前年同期は4億8250万ドル)、1株利益は1.12ドル(同84セント)。売上高は34億2000万ドル(同22億4000万ドル)だった。RIMは売上高が33億-35億ドルになると予想していた。 3-5月期のブラックベリーの契約者数の純増は380万人。この結果、5月末時点の契約者総数は約2850万人となった。RIMは契約者数の純増が370万-390万人になると予想していた。 粗利益率は43.6%と、RIMの予想レンジ(43-44%)内に収まった。ただ、前年同期の50.7%は下回った。 6-8月期については、1株利益が0.94-1.03ドル、売上高が34億5000万-37億ドルのレンジになるとRIMは見込んでいる。これらの数字は、粗利益率が43-44%、契約者の純増数が380万-410万人になるとの予想を反映している。アナリストの予想平均は、1株利益が97セント、売上高が36億1000万ドル。 RIMは16日、ベライゾン・ワイヤレスとスプリント・ネクステル(NYSE:S)の米携帯電話サービス大手2社との提携で、ブラックベリーの新機種「ツアー」を発売し、1社との独占契約を通じて新機種を発売するという慣行を破ることになった。ベライゾン・ワイヤレスは米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(NYSE:VZ)と英携帯電話サービス大手ボーダフォン・グループ(NYSE:VOD)の合弁会社。 米アップル(Nasdaq:AAPL)は、携帯電話機「iPhone(アイフォーン)3GS」を19日に発売するとともに、既存の「iPhone 3G」は99ドルに値下げしている。こうしたことなどから、一部のアナリストはスマートフォン市場の競争激化を指摘している。それにもかかわらず大半のアナリストは、幅広い品ぞろえに加え北米と西欧で力強い販売チャネルを持つRIMはスマートフォン市場で好位置にいると考えている。

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