2010/07/27(火)02:12
インベスコ投信投資顧問の7月22日付けの大量報告はなかなか意味深
インベスコ投信投資顧問の7月22日付けの大量報告はなかなか意味深
以下、先週配信したものです。
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インベスコ投信投資顧問の7月22日付けの大量報告書がおもしろかったですね。
小型ファンド運用の業界でトップクラスの実績のあるファンドマネージャーの行動は
いつも意味深ですね。同じ事をやってきただけに、気持ちがわかることも。
1)新規大量取得。(以前はゼロ保有)
●ニフコ(7988)を362万株。6.7%。(時価 1885円として約68億円の投資。)
●ミツミ(6767)を480万株。5.48% (時価1447円として 約70億円の投資。)
●ダイフク(6383)を855万株。7.5%。(時価 514円。)
●椿本チェーン(6371)を1167万株。 6%。(時価 369円。約43億円の投資。)
●信越ポリマー(7970)を642万株。7.8%。 (時価 516円。(約33億円の投資)
●リョーサン(8140)を196万株。 5.7%。
●JUKI(6440)を667万株。5.2%。
2)減らした銘柄
●マイクロニクス(6871) 79万株。 (5.7%保有から3.95%に減らした)
ウエハ等検査の半導体機器、液晶ディスプレー等検査のFPD機器が2本柱。
このインベスコ投信投資顧問のファンド規模は推定で約1500億円ぐらいでしょうか。
いろんな客の口座もあればファンドもあるから、断定するのは早いですが。。
信越ポリマーの出来高は47000株。これを642万株買うのは間違ってますね。
何か悪材料でたらその材料一つで年間の運用競争、それで終わりですね。
上記の銘柄で買ってもいいのはニフコ。もっと安いとこで買うべきですが。自動車用の
プラスチックファスナーで業界トップ。今後はアジアの市場を取っていくでしょう。
ミツミとメガチップスは次の任天堂サイクルへの勝負なのでしょう。
三菱電機、椿本チェーン。不二越。日本精工、キーエンスなどFA、
ファクトリーオートメーション
の周辺コア部品、機器の企業に投資するのはいいアイデアかと思います。
リョーサンもJUKIもファンドに組み込む銘柄ではないですね。個人では買ってもプロは
客には買えないですね。リョーサンはPC用、携帯用メモリの好調でいい会社だけど、
プロのファンドに入れるスペースはないですね。
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