2013/02/18(月)04:36
来週の相場ポイント
2013年 2月17日(日)
来週の相場ポイント:
月曜は円安回帰、トヨタ筆頭で東証1部の9割が上昇する全面高になる可能性がありますね。
ひょっとしたら、日経平均は+250円ぐらい上昇するような予感もあります。
期待的な相場感です。主力株全面高の相場なら、仕手株はお休みか下落でしょう。
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NY株式市場見通し:
●前週末15日のダウ平均は前日比8ドル高の1万3981ドルだった。週間では11ドル安と、
2週連続で下落。1月に顕著だった株式市場への資金流入の勢いがやや鈍り、過去最高値
(1万4164ドル)を前に足踏みが続いてます。
●米株式相場は上値の重い展開か。米主要企業の決算発表がピークを過ぎ、材料難から積極
的な買いが手控えられています。米小売り大手の決算や住宅指標を見極めながらダウ平均は
節目の1万4000ドルをはさんだ値動きになりそう。
●経済統計では1月の米住宅着工など住宅指標が相次ぎます。重要指標です。
住宅業界、そして住宅ローンの銀行業界、素材メーカーが潤っています。住宅価格上昇で
借金付けの個人セクターにも恩恵。史上最低の低金利水準は効果ありますね。
●20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月29~30日分)が公表される。
失業率の低下はやや緩やかになり、財政緊縮の影響も懸念される。米FRBが近く金融緩和
の出口を本格的に探るとの内容は見込みにくく、ドル買いの勢いは限られそう。
●注目されるのは21日の米小売大手ウォルマート・ストアーズの決算発表。米国では年明けから
給与税減税が失効し、家計の消費意欲が徐々に低下していくとの懸念がある。同社の経営陣
が個人消費の動向をどう見ているかがポイント。
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東京株式市場見通し:
●今週(18~22日)の株式相場は高値圏で値動きの荒い展開となるかもしれません。
日銀の新総裁人事への関心も高まっており、政府の動きをにらみ相場が乱高下する可能性
があるからです。
●G20後の円安に対する海外の不満の高まりが外為市場でどうでてくるかも最重要事項。
為替を巡る海外の要人発言は引き続き注目されそうです。
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欧州情勢:
●欧州ではイタリアの総選挙が24~25日に控える。緊縮財政策に反対する国民の不満から
政治情勢が不安定になれば、債務問題を巡る警戒感が再燃し、安全資産とされる円が
買われます。市場では1ユーロ=122~125円で推移するとの声が多いすね。