来週の注目株の1つ
中大型エアバス用ディスプレー独占供給の横河電機2011年10月28日(金)年末相場に向けての魅力ある株をメルマガでどんどん紹介していきますね。いつでも会員募集してますよ。相場は思った以上によくなってきましたね。---------------------------三日ほど前に記事なんだけど。横河電機先日から株が美しく上げ、高値更新。今日もですね。で、先日から気になっていたのだけど。(日足チャート、週足チャートは右肩上がりで美しい。月足はいよいよ抜いてくるか、正念場の1歩手前の位置。) 過去のピーク利益が251億円。(2001年3月期。ITバブル期ですね)あのころの株価のピークは1338円。(その後の高値が2350円。2006年1月10日 その年の利益215億円) 今期予想の最終利益が今のところ、たったの50億円。27日の引けは752円。 28日、また高値更新で766円つけちゃった。この業績では説明できないね。でも上げてる。横河電機は昔からプロが好きな株。工業計器首位だからね。横河電機か山武か。。こういうのをファンドに入れてると、。。「おう。。しぶーーーい、」なんてね。 来期の業績がよほどよくならないと今の株の動きは説明できないね。人員整理後の業績急回復シナリオでもあるのかしらね。 で気になった記事1つ。 横河電機(6841)、エアバス向け航空機ディスプレー、シンガポールに生産移管。2011/10/25, 日経産業新聞, 13ページ コスト3割以上低減 欧米大手の新規受注目指す横河電機は航空機のコックピットに搭載する液晶ディスプレーの生産を2012年末までに、国内からシンガポールに移管する。欧州エアバスの旅客機に搭載する製品で、移管によって生産コストを3割以上低減するとともに、為替変動のリスクを抑える。東南アジア地域は欧米の航空機部品大手などの進出が相次いでおり、産業集積が加速している。シンガポールに生産拠点を確保することで、新規取引先の開拓にもつなげたい考えだ。 横河電機は、エアバスの主力機種の大半にディスプレーを独占的に供給している。最量販機種の小型機「A320」シリーズなどに搭載するディスプレーの一部についてはすでに移管作業を始めた。超大型機「A380」用のディスプレーは来年中に移す方針だ。 現在は東京都武蔵野市の本社工場で生産している。移管先は主力製品のプラント制御機器を生産するシンガポール工場となる。 ディスプレーは、コックピットの中で機体の姿勢や、航路、速度などを表示する。一般的な家電などに搭載するディスプレーよりも航空機用に求められる仕様ははるかに厳しい。 例えば、使用環境の想定はセ氏マイナス40~プラス50度で、低温でも着実に表示できるようにヒーターを取り付けるなど専用の対策を実施。光の反射を抑える特殊コーティングも施す。いずれも横河がプラント機器などの主力製品で培った技術を活用している。 仏エアバスの中大型機向けでは、同社のディスプレーのシェアは100%に達する。仏政府系の航空・宇宙機器大手タレス・アビオニクス社を通じて納入する。ディスプレー事業の売上高は年間数十億円とみられるが、今後の事業拡大にはエアバスの他の機種のほか、新たに米ボーイングなど他社の旅客機への採用を狙う必要がある。 シンガポールには航空宇宙産業が集積する工業団地がある。ボーイングと取引のある部材・機器メーカーも多く、横河としては新規の受注獲得を狙っていく。【図・写真】エアバスのコックピットに搭載されるディスプレー(写真下)。同上は「A380」 --------------------------------------------------------------僕の記憶では島津製作所(7701)が戦闘機のパイロットの正面のガラスのなかに、映像、数値などが見れるヘッドアップディスプレーを納入してるはず。 最新のボーイングがANAに世界の第一号機納入で先日もテレビで訓練やっていたけど、一番の特徴はいろんな計器が正面のガラスに映し出される仕組みになってましたね。どこが納入してるのでしょうね。 米航空機業界、軍需偏重の会社の株は国防予算カットで売られているけど、民需指向の航空機関連会社の株は美しく上げてますよね。業績が想定以上にいいみたいで。 エアバスの中大型は横河電機がほとんどだとして、小型機向けはどこかな。