テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:おねぇ様の熱い旅行話
皆様、コンチチワ。いかがお過ごし?おねぇ様よ。 さあっ!おねぇ様、今日は前置き無し!Foreplay も無し!ビールも無し!シャワーも浴びんでよろし!スパッと潔く脱いで!本番!
おヤギのお爺様、おねぇ様のハンドバッグを指差し、 「$%^&*$#@%!!!」 とポルトガル語で。 「何を言っているのか分からないワ。」 と両手を広げ、英語で答えたおねぇ様。 するとおヤギ様、何かを探しているかのように目を踊らせ、ハッと閃いたお顔をすると、自分の薬指にはまっている指輪を指差し、そしておねぇ様を指して、カメラを撮る仕草をすると、
「 ア~ア~ア~(とっても困ったお顔)」 と嘆くと、もう一度薬指の指輪を指差しましたワ。
ははぁ、「のぞき部屋」に入った所の写真をおヤギのオカアちゃんに見られたら困るのね?。。。でも、どうして、おねぇ様が、どうやって。。おヤギのオカアちゃんに。。?え?は?
すると、困ったお顔のおヤギ様、おねぇ様を再び指差し、 「エスピァオ!」 エスピァオ? 「エスピァオ!エスピァオ!」 この言葉、スペイン語の「espia(スパイ)」に音が似ているけど。。?え?スパイ?
すると、おヤギ爺様、突然、ガバッとおねぇの足下にひざまずき、彼の薄い胸の前でガシッと両手を組み合わせ、 「%$#@&^%$@@!!!!」 とポルトガル語で懇願し始めしたワ。その突然の行為に今まで(やや)冷静さを保っていたおねぇ様ざましたが、思わず口から「きゃぁぁああああ~」と言う声が。その声を聞きつけてか、若いお男性が何処からかおねぇ様達の方へ走って来ました。 地べたに跪いている初老のお男性を見て、一瞬ひるんだお若い人ざましたが、おねぇ様に、「You OK?」 おねぇ様が口を開く前におヤギ爺様、跪いたままでお若い人に何やら早口に言いましたワ。お若い人、ちょっと眉間に皺を寄せながらおねぇ様に、
「アナタは、スパイ、ですか?」 首を激しく振るおねぇ様。 「でも。。彼(おヤギ)は、アナタが彼の奥さんに頼まれた、と言っています。」
おねぇ様がスパイ?おヤギのオカアちゃんと、グルざますか? 。。。って、アナタ、もしおねぇ様がスパイでも「姐さん、スパイ、ちゃう?」って訊かれて「あい、アタヒ、スパイっち。」なんて素直に答えるかっっ??!!
「奥さんには言わないでくれ、と言っています。。。スパイじゃないんですか?」
あのね。スパイって言ったらアナタ様、普通、変装するとか、周りに溶け込む様なお身なりしませんかっ?おねぇ様、その時着ていたお洋服といいますと、ジブラ模様のワンピースざました。 ええ、こんな感じで、 かなり夜道に映えるジ、ブ、ラッ!
ええいっ!何ざますか?!ここはサファリかっ??!!おうっ!
「写真を。。くれ、と彼は言っています。」 く、くれって言われても。。。 「お金、無いので、どうかお願いします、と言っています。」
おねぇ様のお足下では、お目ヤニが溜ったおめめを潤ませながら、組んだ両手にググッとありったけの力を込めて、跪いたままおねぇ様の方にズリズリと迫る老いたおヤギ殿。
おねぇ様のちょっとした好奇心で、おヤギ様の寿命(とお玉)を縮めてしまった事に、おねぇ様、とっても罪悪感を覚えたワ。キリキリとお胸が痛んだワ。おねぇ様、おヤギ殿に手を差し出し、立ち上がって頂きましたワ。ご免なさいざます、おヤギ殿。
ええ、ええ、それから、仲良く三人でおねぇ様がデジタルカメラで撮ったお写真を見、ばっちり、おヤギ殿がお部屋から出て来たところが写っていたお写真1枚、入り口の写真1枚、を消しましたワ。消した後もおねぇ様が撮ったお証拠写真が他にないか、何度も確認を怠らなかったおヤギ爺様。
それにしても、ジブラな模様に包まれた「異国色」たっぷりなおねぇ様を、スパイだなんて。。。
え?ああ、「買うはずだったお水のボトル」。そうよ、その為におねぇ様、お外出たのよね。 見事に忘れたワ、おねぇ様。 *********************** 最後まで読んで下さってありがとう。 皆様の応援で、おねぇ様のランキングアップになります!!ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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