Heizラジオ346kHz【Heizラジオ346kHz vol.2】文/萩野達雄(無線通信システムズ) text= TATSUO HAGINO ------------------------------------------------------ 『携帯電話の起源』 携帯電話とは? 誰もが知っていて 使っている携帯電話、その起源をしっていますか? 家庭や会社にある電話、あの線がつながっている電話。 そしてタクシーやアマチュア無線でつかっている無線機が融合したのものなのです。 当たり前のように思える、この二つの組み合わせ。 携帯電話と呼ばれ始めたのは10年ほど前から 20年前には自動車電話といっていました。 そのまえは。。。。。。 無線機は無線機と交信し、電話は電話と繋がっていて電話と無線機は繋がっていなかったのです。 ある日、無線機を電話回線に繋げた人がいました。 それだけでは電話番号で呼び出す事ができなかった。 それではと無線機のマイクに10キー(電話についている0、1、2、・・・9の10個の数字)をつけて、ようやく無線機から電話へ繋がったのです。 そして電話から無線機へ電話番号を押すだけで呼び出しができるようになったのです。 でも、その頃はまだ無線の免許を持っている人しかつかえない特権のような移動無線電話でした。 いまから数えて30~40年ほど前のことです。 もうおわかりになったかもしれませんが、携帯電話と携帯電話は無線で基地局と呼ばれるところで電話回線につながり、また電話回線から無線に変換されて繋がっているのです。 つぎは何と無線を組み合わせましょうか? 文/萩野達雄(はぎの・たつお) ---------------------------- ■萩野達雄プロフィール 口数は少なく口下手ではあるがとても熱いハートを胸に宿す男。 おそらく「技術者魂」を日本で最も大切にしている人間のうちの 一人であろう。4月Heiz銀座の第24回ビジネス交流会でプレゼンを することが決まっています。 ■Link 萩野達雄さんのインタビュー ・技術者の可能性を広げる事を目的としている、無線通信システムズ株式会社の萩野さんのバルブ・フラッシュの瞬間が紹介されています。 音職人の風景 ・携帯電話の「音作り」をしているAMKミュージック代表天宅しのぶさんの特集記事。 映像作家「七海人」のコラム ・携帯電話の「ムービー製作&配信」をしている映像作家「七海人」のコラム。 長尾卓哉のオレンジ・コラム ・PCオレンジの長尾さんのコラム。鋭い視点でPC界を斬っております。 ■携帯電話を持つ日本人は今や1億人を越えると言われている。ここまでの 広がりを見せるとはPC業界に詳しいPCオレンジの長尾氏も予測がつかなかったという。携帯電話はこれからどのように進化するのだろうか?耳の中に納まってしまうようなものも超小型化すれば可能なはず。しかし携帯電話が人と人との本来のコミュニケーションにどのように影響を与えているのかということにも触れねばいけない時代になってきたかもしれない。(編集部Y) 目次に戻る ■バックナンバー 【創刊号(2/15発行)】 Heiz銀座広報誌【新価値通信BE☆SEE 第1号】 |