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GINZA BE☆SEE

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加納さん

【 加納秀益のサッカー vol.2 】

「空間認識」と「空間活用」について

text= Hideki Kanou
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仕事でバタバタして未だにスペイン-ドイツの決勝戦をビデオで見ることは出来ないのですが、決勝のスターティングメンバーにプジョル、シャビ、イニエスタ、セスクというバルサのカンテラ出身が4人もいたことに、あらためてバルサ育成システムの強さを感じました!

・・・という前置きの後で、バルサの育成方法と日本の育成方法について思うことをお伝えします。

バルサの育成方法に強い影響を与えているのは、当然クライフであることは言うまでもありませんね。

「人はボールより早く走ることは出来ない」がクライフのフィロソフィーで、早いパスワークとワンタッチプレイでゲームを組み立て、シンプルでスピーディーなプレイをクライフはチームに要求しました。

クライフが体現したトータルフットボールの特徴は、オランダ人であるクライフの『空間』に対する独特な考え方から編み出されたシステムと言われています。

これは、クライフだけではなく平坦な国土に住んでいるオランダ人独特の空間に対する考え方だそうで、フェルメールに代表される絵画の世界でも空間に対する独特な美意識があるそうです。

そのクライフの影響を受けているバルサの育成方法は、『空間認識』と『空間の活用方法』が特徴的と言えます。

シャビやイニエスタやセスクが激しいプレッシャーをかけられても、余裕を持って「周りがよく見えている」状態でプレイできるのは、『空間認識能力』が高いからです。


つづきはブログ「バルサの10番を日本から」

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加納秀益プロフィール

私立帝京高等学校・国立鹿屋体育大学・浦和レッドダイヤモンズ・
NTT(現NTT西日本)・第1回全日本フットサル選手権3位
現グローバルコンサルティングジャパン 代表

■LINK
FCバルセロナ キッズキャンプ
・加納さん主催のあのFCバルセロナによるキッズキャンプ。


■Heiz度70(キ度100・TQ度100・BQ度50・銀座度0・EDGE度100)
・日本とヨーロッパの考え方や感覚の違いがサッカーを通じて鮮明に顕されています。海外との「差(サ)」を知ることで日本の本来の在り方や進んでいくべき方向が見えてくるようです。。(編集部)


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Heiz銀座広報誌【新価値通信BE☆SEE 第6号】


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