2004/08/11(水)13:02
恐るべし・・チャイナタウン発バス
こちら時間で9日月曜から1泊2日でボストンに行ってまいりました。旅行記風にするよりはニューヨークとの比較など少しずつテーマにしてお伝えしていこうかな・・と思っています。私の散歩もスケールが広がってきました。
ボストンといえば、アメリカで古い都市であり、WASPの街でもあります。ほとんど白人です。思わず親近感を寄せてしまうヒスパニックはあまり見かけませんでした。名門ケネディ家を輩出した街であり、ハーバードやMITのあるアカデミックな街。その点についてはゆっくりと別の日記で書いていこうと思います。
ニューヨークからボストンへのアクセスは電車、飛行機、バスがあります。今回はチャイナタウン発のバスで行ってきました。このバス、無茶無茶安いです。ちなみにボストンやフィラデルフィアまでは往復で20ドル。その名もPARADISE VACATIONS(パラダイスバケーションズ)。ね、怪しさがにじみ出ていますね・・。このパラダイスバスは前にも使っています。"Six Flags"という遊園地に日帰りで行ったときは一人55ドル。その中に遊園地のチケットやバス代が入っています。
今回のボストン2日間はバス代、宿代、観光案内代込みで95ドル。安い!!他に一日10ドルのチップが発生しますが、安いです。ボストン市内とイェール・ハーバード・MIT見学、ニューポートのマンション見学、ホエールウォッチングも行きました!!
朝、8:45発に間に合うようにチャイナタウンに行くと、私たちともう一組以外は全て中国人。ガイドさんも中国人。・・このガイドさん、なかなかツワモノで、話している英語がよくわからず、説明も中国語の1/4位に特別ダイジェスト版に即座に編集して案内してくれます。おかけで、私が聞き取った中国語を同行者(ブルックリンブリッジを一緒に渡ったフィリピン人)に伝える・・という頼りないものになってしまいました。
乗って3時間くらいすると、いきなりバスの運転手さんがおどおどし始めました。一番前に座っていたので、会話が丸聞こえ。「俺、道わからない・・」えっ?!と思っているとボストンは行ったことがないらしい。ちょっと道がわからなくなると、道路の真ん中を車線越えて走り、ガイドさんの右、左という指示通りに運転していた・・。一方通行逆走するわ、右折で花壇を乗り越えてショートカットするわ・・。お~い・・無事に着くのかい?と何度も頭を見つめていました。
二日目がボストン市内の観光だったのですが、どう見ても「バス停止禁止」というサインの目の前に指示通り停めていました。絶対ヤバイよ・・ここは・・という所にもガイドさんは止めるよう指示。さすがに運転手さんも心配になって「ヤバイよ・・」と言うと、「30分間旋回していて」と指示。見ていたら本当にぐるぐる周っていました。イェール大の周りを・・。
この右に写っていらっしゃる方がツワモノガイドさんです。
が、夜の8時にチャイナタウンに着いたのですが、戻る最中に会社から電話があって、彼は、別のボストン行きに今晩同乗するよう指令が出たようです。落ち込んでいました。
安く、速く、そしてエキゾチックな雰囲気を味わいたい方はぜひ、チャイナタウン発にパラダイスバスをおすすめします。