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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:感覚で楽しむア~ト
昨日、イーストビレッジで開催された日本の祭りに行く前に、ミュージカル"Lennon"を観てきました。実はあまり評判は良くないらしい・・。今日仕事場で観て来たよ・・というと、みんな一様にどうだった??と上目遣いに聞いてきました(笑)。レビュー時から、もともとジョン・レノンの曲はメッセージ性がありすぎるほどあるので、どうしていまさらミュージカルにする必要があるのか・・と言われていました。
見終わって・・俳優さんたち歌上手かった・・。ジョンの曲を未発表曲も含めて27曲で綴る、彼の生い立ちのミュージカルです。ここが不評の所以でもあるのですが、ジョン役を俳優さんがとっかえひっかえするわけです。一人ジョンにそっくりの俳優さんが「そのとき僕はこう言ったのさ」「僕はだんだん売れてきて引っ張りだこだったのさ」と言うと、ステージ場ではレノン役の人が歌ったり、トークショーに出たりするわけです。そっくりさんもジョンになって歌うシーンもあり。。正直、最初戸惑いました。なんで女性バンドが"Twist snd Shout"を歌っているのぉ・・と。オノ・ヨーコ役の方はずっと一緒だったのでわかりましたが・・。彼女の声、高音で私は好きな声でした・・。 で、歌上手かった・・という話。今まで観てきたミュージカルはどこまでも役になりきっているので、聴かせる場所でもつい役に投影して見ているので鳥肌がたつ・・というところまでいったことはありませんでした。でも、"Lennon"では、どの俳優さんも聞かせるソロのときは、本当に情念たっぷりに歌いあげるので、ゾゾッ・・ときました。 途中、有名なパフォーマンス『ベッド イン』で反戦のメッセージを伝えるシーンがあったのですが、客席から拍手が湧きました。 ミュージカルの最後は"Imagine"で終るのですが、俳優さん全員で歌っている途中でスライドが降りてきて、ジョン・レノン本人が歌っている映像で終ります。なんでかわかりませんが、涙が出ていました・・私。夫婦揃って涙した歌が"Mother"です。 彼は両親ではなく、伯母さんに育てられます。ジョン・レノンを母ジュリアン・スタンレーが身篭ってすぐに父フレッドは家を出ます。両親はジョンが18ヶ月のときに離婚をし、ミミ伯母さんに引き取られます(ミミ伯母さんはジョンの両親が頼んでも養子縁組はしなかったそうです)。やがて5歳になったときに、父フレッドは戻り、ジョンを引き取ろうとします。それを聞いた母ジュリアンは引きとめに来、やがて口論になり、ジョン本人にどちらを選ぶか迫ります・・5歳の子に!このシーンはミュージカルでも再現されます。やがて30歳のときに"Mother"を作曲します。生い立ちを知って聴くと、ぐ~っときてしまいました。 But I never had you I wanted you But you didn't want me So I got to tell you Goodbye goodbye Father, you left me But I never left you I needed you But you didn't need me So I just got to tell you Goodbye Goodbye Children, don't do what I have done I could'nt walk and I tried to run So I just got to tell you Goodbye Goodbye Mama don't go Daddy come home (repeat 9 more times) (by John Lennon) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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