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マンハッタンで考えてみた

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2006.12.14
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 昨晩の初オペラに浸り続けています・・。隣席のオジサマにも元オペラ歌手のオバサマにも言われたことは「"La Bohème"を最初のオペラに選んだことは正解」と。

 『ラ・ボエーム』はオペラの中でもストーリーがわかりやすく、聴かせどころの「アリア」「独唱」が全幕にあり素人でも楽しめます。また舞台装置がスバラシクて圧倒されます。2幕目のパリのカフェコーヒー、3幕目の雪降る街角雪は本物のようです。2幕のカフェのセットに興奮していた私びっくりに「次のセットはもっとスゴイから、楽しみに戻っておいで・・」とオジサマは囁いて、トイレへと私を送り出してくれました(笑)。

 席の前には英字幕が出(ツウは左目で字幕、右目で舞台を見るらしい・・)、彼らのロマンチックな愛の言葉も参考になります(笑)。別れを決めた恋人たちが「冬に独りになるのは寂しいから、暖かい春がきたら別れましょう・・。あぁぁ、ずっと冬であって欲しいわぁぁ」と歌うシーンはせつなかったなぁ。私の席からは人々の顔は見ることが出来なかった分、舞台全体や歌声を楽しむことができました。

 映画『ショーシャンクの空に』でティム・ロビンスが刑務所内に『フィガロの結婚』の1曲(『手紙の二重唱』)を流すシーンがあります。オペラを聴いたことの無いモーガン・フリーマンたち囚人たちは「意味はわからないけど美しい曲だった」と聞き惚れるシーン。放送室占拠の罪で独房に入れられ、出てきたティム・ロビンスが「(独房で)心の中でモーツァルトが鳴っていた。決して音楽は人から奪えないよ」というようなことを言うシーン。私の中のオペラはこのイメージでした。いつでも心に鳴り響く音楽と。

 さすがにそこまで深くは感じられませんでしたが雫、15ドルの席で充分楽しめることに驚きです。先週までと1月の『ラ・ボエーム』はあのプラシド・ドミンゴが振るそうです。残念ながら今月末からの演目にドミンゴが歌うため、今週からは別の指揮者が立ったそうです。ドミンゴの指揮ぶりはなかなかだったそうで、拍手も鳴り止まなかったそうです。

 ドミンゴが歌う"The First Emperor"(始皇帝)は一週間後、12/21が初演です。もちろんその日は席の値段もはね上がります。私の見た席(Family Circle)も50ドルになります。作曲者の譚盾(タン・ドゥン)といえば大好きな映画『グリーンデスティニー』や『HERO』の作曲もしています。そしてオペラ"The First Emperor"では彼が指揮をします。モーツァルトもプッチーニも彼らの存命中、彼らの作曲したオペラは自身で指揮をしていたそうです。そんな話を聞きながら、オペラって全然古くない・・と思ってしまいました。そこまで知ると"The First Emperor"も観たくなってきました・・

 オペラの世界にどっぷり浸かってくると(特に男性は)、イタリアオペラよりも精神世界を描いたワグナーのようなドイツオペラにはまるよ~と言われました。どこまでいくのかナァ・・。

スピーカミュージカル"RENT"はこのプッチーニの『ラ・ボエーム』をモチーフにしているそうです。





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Last updated  2006.12.15 07:14:32
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