マンハッタンで考えてみた

　我家は毎晩ニュースに続き、The Late Show with David Lettermanというトークショーを見ています。彼のファンというわけではないのですが、ショーの収録がタイムズスクエアのスタジオだったり、日本にいるときから旦那さんがラジオで番組中のコーナー("Top Ten List")を聴いていたり・・ということで、なんとなく習慣になっています。

私がNYでの生活をスタートした直後に、レターマンに息子が生まれ「56でパパになるってどんな方」という好奇心もありました・・。バックでペースを弾いているWill Leeさんに仕事でお会いしたことがあるのですが、とても真面目で繊細なイメージを受けました。

　そのレイト・ショーを見ていたら、ゲストのジョン・マケインが大統領選に出馬するようなことを話していました(写真は番組のサイトより)。共和党候補のジュリアーニ前市長を"American Hero"と持ち上げていたので、もう高みの見物かなぁ・・と思っていたら、正式な出馬のようですねぇ・・。来年の選挙時は72歳らしい・・。

　・・元気だなぁ、と思っていたら『粋ジイ☆』という言葉があるようですね。粋なジイサンということなのかなぁ。今日は休みなので、珍しく朝10時から日系のニュースを見ていたら(レポーターから判断するに『とくダネ!』かなぁ・・)、団塊の世代以上のオジサンたちが定年後生きがいを持って(しかもお洒落!)忙しくしている様子を伝えていました。丁度、私の親世代が定年を迎え始めているんですね。元気・・なんてモノではなく、まだまだ知識とフットワークを武器に渡り歩けますねぇ・・。

　そういえば、先日観に行かせていただいた大岡さんも団塊の世代。生のエネルギーに満ち溢れていました。。テレビで紹介された粋ジイお２人は「時間が無い」「やりたいことがたくさんある」「待っていてもダメで、自分からピッとくる仲間に入っていく」と。お１人の方は小学校時代から自分の興味のもっていたことなどを分析して、この先の人生設計もしっかり建てていました。

　私も粋バア目指さないと・・。よく「10代に戻ったら・・」なんて耳にしますが、それはあまりにも悲しい。逆に未来から今を捉えるようにしています。何年後か分かりませんが、あぁ・・2007年に戻ったら(・・要は30代の今に戻れたらということです)と思い返したときに、今の自分の何を後悔するかジッッと考えるわけです。普段、面倒臭いと見てみぬフリしていたことが、今後とても重要なことに気付くわけです。・・あとは行動あるのみですね・・　

　関係ない話ですが・・私「団塊」の読み方を悉く間違えます。「魂」と音読みを間違えてよく言ってしまいます。言った瞬間にシマッタ・・と思いますが、言われた方のインパクトはすごいようです・・。皆さんもお気をつけください。