マンハッタンで考えてみた

　今晩、矢野顕子さんのライブに１年ぶりに行ってきました。１年ぶりの彼女は髪が伸び女性らしさと、ノースリーブのドレスも決まる引き締まったボディで颯爽と現れました。

　ここ２週間有難いことに書くお仕事をいただき没頭する毎日。通常の仕事も２月はお休みをいただき頑張らせていただいています。そのような中での大好きな矢野さんのライブは本当にリフレッシュさせていただきました。この時期にライブをしてくださって感謝です。

　今回はご自身も初めてとおっしゃっていた"JAPAN SOCIETY"でのライブ。ここ"JAPAN SOCIETY"はアメリカ人が日本の文化交流を考え設立した施設です。私も国連の前に位置するこの施設に初めて足を運んだのですが、いろいろいと日本の文化を紹介しているようです。

　今年は創設100周年ということで、矢野さんにも日本ぽい歌を・・というリクエストがあったそうです。津軽民謡をモチーフにした"Hou-Hi"、沖縄民謡の『ちんさぐぬ花』、『いもむしごろごろ』をアレンジした曲、『やしの実』、童謡『にぎりめしとえりまき』・・など日本の歌を心で感じて欲しいと選曲されていました。もちろん『右手』や『ひとつだけ』といったレパートリーや新曲も。

　矢野さんのふんわりした雰囲気に包まれた２時間弱でした。肘でピアノを弾いたり、ピアノをコツンコツンと叩いて拍子をとったり・・。音楽を楽しんでいるなぁ・・とこちらにも伝わってきました。

　私のＮＹ生活は矢野さんで始まったといっても過言ではないので、今日また背中を押された気分でした。さぁ、納期まであと少し。悔いの無いように仕上げなきゃ。