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テーマ:駅(42)
カテゴリ:地下鉄・乗り物小噺
目的地に1番近い地下鉄の出口を探るのが好きです。大きな駅は日本同様、土の下にはを蜘蛛の巣のように、蟻の巣のように地下道が張り巡らされています。先月までインターンしていた会社も移転したときは、最寄の出口をイチハヤク見つけ、得意げにスタッフに自慢していました。
今抱えている仕事の打ち合わせに行くときも、まずは最寄の出口をチェック。地下2階のホームから一気に地上に出るエスカレーター(写真)を上がるのですが、下から眺めるたびに「あの先には何があるんだろう・・」とワクワクします。あの先にはいつもの改札口が待っていることは分かっています。が、今日この後、何か楽しいことが起きるのではないか、自分のこれからの人生にはどんなモノが待ち構えているのか・・と乗るたびに思います。 仕事をしようとパソコンをあけたら、嬉しいメール。「今日は、仕事に行く前に、『仕事から帰ってきたら、ひまわりにメールしよう』ってそれを楽しみにいま帰宅」・・という書き出し。彼女とは日本の会社時代からの付き合いで、今でも恋愛も含めて人生とは・・と語れる親友。肩書きなどを置いて、「いかに裸の自分で勝負するか」が合言葉。 すぐにでも飛びついて返信しようと思ったけど(この3ヵ月、電話の次はメールが主体の取材なので、どっかりパソコンの前にいる)返信画面を閉じた。彼女の今日1日の生活をエスカレーターとすると、登りきったところにこのメールがあったわけなので、すぐにダラダラと返信メールを書くのは勿体無い気がしてきました。私も今日のノルマを終えたご褒美に彼女へのメールを書こうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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