テーブルキッチンシリーズ第7回。
今回は、冬になるとどうしても作りたくなる金柑のジャムです。
金柑の甘く爽やかな香りが、私はとても好きです。
以前はホームベーカリーを使ってジャムやマーマレードを作っていたのですが、最近は電子レンジで作る方法にはまっています。
短時間でできること、そして何より色がくすまずきれいに仕上がるのが魅力です。

■ 金柑の下ごしらえ
金柑をよく洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
ヘタを取り、輪切りにしていきます。種は楊枝で取り除きます。
今回の金柑は「種無し」の品種だったのですが、なぜか小さな種がいくつか…。
こういう小さな発見も、台所に立つ楽しみの一つです。
■ レンジでジャム作り
輪切りにした金柑を耐熱ボウルに入れ、
グラニュー糖とレモン汁を加えて軽く混ぜ、しばらく置きます。
1時間ほどすると、金柑から水分が出てきます。
ここから電子レンジで加熱します。
ラップをして500Wで5分。
一度取り出して混ぜ、さらにもう5分。
…ところがここでトラブルが。
レンジの中で沸騰して少し吹きこぼれてしまいました。
いったん取り出してよくかき混ぜ、粗熱を取り、水を少し足して今度は3分加熱。
前回はこの段階で仕上げたのですが、冷めると少し硬くなってしまいました。
そこで今回はさらに水を少し足して、もう一度3分レンジへ。
どうやら「少しゆるいかな」くらいがちょうどいいようです。

■ 瓶詰め
熱いうちに消毒した瓶に入れて蓋を閉め、
冷めるまで瓶を逆さにして置いておきます。
こうして、金柑ジャムの完成です。

■ テーブルキッチンの楽しみ
レンジで作るジャムは、思った以上に手軽で、しかも仕上がりがきれい。
短時間でできるので、気軽に「もう一瓶作ろうかな」という気持ちになります。
今回も、香りのよい美味しい金柑ジャムができました。
金柑の香りが、本当にたまりません。
この小さな香りが、冬の台所の楽しみです。
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