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2026.01.18
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テーマ:闘病記(2258)

桜咲く頃には・・・。


2025年2月1日(土)。




抗がん剤治療の最終クールが始まってからおよそ一週間が過ぎた。ここまで来れば大きなトラブルはないだろうと、どこかで楽観していた自分がいた。




しかし、水曜日の明け方に発熱が起きた。以後、抗生剤とラクテック注の点滴が続き、血液検査ではCRPが高値を示した。偽痛風が起きないかという懸念もあったが、幸い症状は出ていない。昨日あたりから熱は落ち着き、体調は少しずつ安定してきた。




「これで最後なのだろうか。今を乗り越えれば、次へ進めるのだろうか。」

そんな問いが頭をよぎったが、同時に、治療は予定どおり進んでいるのだと自分に言い聞かせてもいた。




その頃、今後のスケジュールがほぼ固まってきた。




    • 2月7日:リハビリテーション病院へ転院

    • 3月10日前後:大学病院でPET検査

    • 検査後はいったんリハビリテーション病院へ戻り結果を待つ

    • 寛解であれば地元のリハビリ病院へ

    • 追加治療が必要であれば別の総合病院へ

    • 地元へ戻れるのは3月17日以降の見込み




行き先や段取りは示されているものの、その先に何が待っているかはまだ確定していない。結果次第で進路が分かれる現実を、静かに受け止める必要があると感じていた。




それでも、ひとつの目標は揺らいでいなかった。




「桜の花が咲く頃には、家族の近くにいたい。」




この思いが、私の行動の基準になっていた。焦るのではなく、目先の一歩を確実に進めるための目印のようなものだ。




残された時間はおよそ一か月半。長いようで、あっという間に過ぎる時間でもある。




私は自分に言い聞かせた。




    • 体調が許す限りリハビリを続けよう。

    • できることを一つでも増やそう。

    • 少しでも自分の力で動ける状態で地元に戻ろう。




不安が消えたわけではない。PET検査の結果も、今後の治療方針も、まだ見通せない。しかし、その不確かさそのものを否定するのではなく、現実として受け入れ、できることに集中しようと思った。




抗がん剤治療の最終クールは、単なる治療の終わりではなく、次の段階へ移るための節目だ。これからは「治す段階」から「取り戻す段階」へ、重心が少しずつ移っていく。




春は確実に近づいている。桜が咲く頃、私はどんな場所にいて、どんな自分でいるのだろうか。




その問いを胸に抱きながら、まずは今日のリハビリに向き合う。そう心に決めている。





2025年2月4日 火曜日 16:28 撮影
大学病院でのリハビリ最終日。二人のPTの先生方には本当にお世話になりました。胸から下が全く動かないときから7ヶ月。ここまで。感謝しかありません。
「ありがとうございました。」









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最終更新日  2026.01.28 16:40:22
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