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酒とアートとカメラとわたし

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2026.01.23
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テーマ:闘病記(2242)

10か月にわたるリハビリ生活を支えてくれた俺の相棒



大学病院、そして回復期リハビリテーション病院でのリハビリの中で、私はいくつかの装具を使ってきました。




長下肢装具、ニーブレス、足首をプラスチックでガードする装具――。
それぞれが、その時々の身体状況に応じて、立つこと、体重をかけること、膝折れを防ぐことなど、大切な役割を果たしてくれました。




回復期リハビリテーション病院に転院してから、
「これからは短下肢装具を使って、立位保持や歩行に向けたリハビリを進めていきましょう」
という方針が示されました。



短下肢装具でのリハビリへ切り替わった理由




短下肢装具(AFO)は、足首から足部を安定させることで、立位や歩行時のバランスを助ける装具です。




膝までを固定する長下肢装具とは異なり、




    • 体幹や股関節の働きをより引き出す

    • 「支えられて立つ」から「自分で立つ」感覚を育てる

    • 将来の実用的な歩行を見据えた練習ができる




といった特徴があります。




私の場合、体幹機能が少しずつ回復してきたタイミングで、
「次の段階に進むための装具」として短下肢装具が選ばれました。





4月3日 石膏による型取り




短下肢装具は既製品ではなく、足の形や麻痺の状態に合わせたオーダーメイドです。




2025年4月3日、装具業者さんが病院に来てくださり、石膏による型取りが行われました。
足の角度や踵の位置、荷重のかかり方などを細かく確認しながらの作業でした。




このとき、「この装具を使って、立ち、歩く練習をしていくんだ」という実感が湧いたのを覚えています。





石膏取りの様子


4月18日 短下肢装具の完成




型取りから約2週間後の4月18日、短下肢装具が完成し、手渡されました。




それまでの間は、リハビリテーション病院にストックされている仮の短下肢装具を使わせてもらい、
立位保持や平行棒内での歩行練習を続けていました。




自分専用に作られた装具を装着したときのフィット感は、やはり別物でした。





入院中は「昼間は常に装着」




回復期リハビリテーション病院に入院している間、
昼間、リハビリを行っている時間帯は、ほぼ常に短下肢装具を装着していました。




平行棒内での立位保持、重心移動、歩行練習――
短下肢装具は、いつも足元を支えてくれる存在でした。




装具を装着することで不安が軽減され、「もう一歩前に出してみよう」と思えるようになったことは、大きな変化でした。






マイ短下肢装具を使った平行棒での歩行練習



退院後も続く、短下肢装具との生活




8月21日に退院したあとも、短下肢装具は私の生活から外れることはありませんでした。




現在も通所リハビリでは、歩行練習や立位訓練の際に短下肢装具を装着しています。




自宅での生活では、家内の支えを受けながら、
できることはできるだけ自分で行い、リハビリの成果を日常生活につなげることを意識しています。



国民健康保険による装具作製の助成制度




この短下肢装具は、国民健康保険の「療養費支給制度」を利用して作成しました。




制度の流れを簡単にまとめると、





    1. 医師が治療用装具の必要性を判断し、意見書を作成

    1. 装具業者でオーダーメイド作製(いったん全額自己負担)

    1. 市役所へ療養費支給の申請

    1. 後日、自己負担割合を除いた金額が払い戻される





装具は高額になりがちですが、この制度があることで、
必要なタイミングで適切な装具を使ったリハビリを続けることができます。



約10か月、私の「よき相棒」として




短下肢装具は、今も私のリハビリを支え続けてくれています。




立つとき、歩くとき、新しい動きに挑戦するとき――
足元にある安心感が、私の背中をそっと押してくれます。




約10か月間、共に過ごしてきたこの装具は、
単なる道具ではなく、回復への道を一緒に歩んできた「よき相棒」のような存在です。




これからも体の変化に合わせて工夫を重ねながら、
一歩ずつ前へ進んでいきたいと思います。






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最終更新日  2026.01.28 16:21:00
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