今が一番若い、アド街「お茶の水」から ー 昭和32年生まれのテレビっ子 ー
2022年3月15日 撮影 セイヨウタンポポ今が一番若い、アド街「お茶の水」から ー 昭和32年生まれのテレビっ子 ー2026年3月21日放送の「出没!アド街ック天国 お茶の水」を見ました。私は1976年4月から1983年3月まで、東京と埼玉で学生時代を過ごしました。もう50年近く前のことになります。番組を見ながら、当時の空気や街の雰囲気、学生だった頃の自分の気持ちのようなものが少しずつ思い出されてきました。懐かしいというよりも、ほんわかと温かい気持ちになり、少し前向きな気持ちになりました。以前ブログにも書きましたが、サイモンとガーファンクルの「The Boxer」の一節にこんな言葉があります。年月は静かに過ぎていく穏やかに揺れながら僕はかつてより年を取りそれでもこれからよりは若い人は誰でも年を取っていきます。でも同時に、「今がこれからの人生の中で一番若い」ということでもあります。今回のアド街の中でも、これからの人生の中で今が一番若い、というような言葉が出てきて、とても心に残りました。18歳の頃の自分。将来がどうなるかも分からず、形のない不安もあり、でもなぜか根拠のない自信のような、生きる力のようなものがありました。あの頃は前が見えていないというより、前が見えていなくても進んでいける、そんな年齢だったように思います。今回の番組を見て、その頃の自分の気持ちを少し思い出しました。びまん性大細胞型B細胞リンパ腫が完全寛解して1年。体調も落ち着き、治療の影響で動かなくなった下肢も、少しずつではありますが回復への道の途中にいることを感じています。だからこそ、今思います。18歳のあの時と同じように、今もまた人生の途中にいるのだと。番組の中では、私たちシニア世代の方々がお茶の水に集って第二の青春を楽しむ姿が紹介されていました。生きる力のお裾分けをいただいたような気持ちになりました。時間は確かに過ぎましたが、人生はまだ途中です。これからの人生の中で、今が一番若い。そう思って、これからも前を向いて生活していこうと思います。今回のアド街ック天国「お茶の水」の回は、そんな気持ちを思い出させてくれた、とても良い番組でした。■ 関連記事● 『トクサツガガガ』テレビとともに過ごす日々 ② ー 昭和32年生まれ、68歳のテレビっ子 ー2019年放送のNHKドラマ『トクサツガガガ』をあらためて見返しながら、「好きなものに支えられて生きること」の大切さを静かに見つめ直した記事。病気や障害を経験した今の自分の生活とも重ねながら、これからの人生をどう楽しむかを考えています。● テレビとともに過ごす日々 ー 昭和32年生まれ、68歳のテレビっ子 ー退院後の暮らしの中で、NHKオンデマンドやNHKプラスを中心にテレビを見る時間が増えたことから、日々の生活とテレビとの関わりを振り返った記事。自由な時間の過ごし方や、今の自分にとってのテレビの位置づけが素直な言葉で綴られています。● サイモン&ガーファンクル「The Boxer」―入院中の夜にー入院中の夜、NHK「アナザーストーリーズ」をきっかけにサイモン&ガーファンクルの音楽、とりわけ「The Boxer」が深く心に入り込んできた体験を綴った記事。病気や下肢麻痺という現実の中で、歌詞の一節が自分の気持ちに重なったことが丁寧に書かれています。● テレビ東京最強説ふだん自分がよく見ている番組をNHKとテレビ東京を中心に並べながら、民放の中ではテレビ東京がいちばん自分に合っているのではないか、という思いを楽しく綴った記事。『出没!アド街ック天国』や『孤独のグルメ』など、好きな番組の並びにもその人らしさが出ています。