|
カテゴリ:日記
最近というか今年の冬はよく空を見ます。 きっかけはいつだったか忘れたけどふと空を見た時 星がはっきりくっきり見えて こりゃあすげぇなぁとしばらく上を向いたまま歩いてました。 その日はとても寒く空気が澄んでいて 遠くの景色が霞むことなく何処までも見ることが出来そうでした。 私は宇宙とか星とかの写真をスライドで見るのが好きなわりに そういうのを調べたり勉強したりするのが好きじゃなくて あれは何座だとか全然わかりません。 だけどひとつだけわかる星座があります。 オリオン座です。 ・ ・ ・・・ ・ ・ ↑こんなような風貌をしていたと思います。 (これがオリオン座じゃなかったらどうしよう)
この星座だけは妙に頭に残っていて ある日冬の夜空を眺めてたらいたわけです。 自分が知ってる星座を見るとなんだか急に嬉しくなって それから私の夜空観察が始まったわけですが やはり夜空って動いてるんですね。 「夜空が動く」ってのは見せかけだと散々習ってきたけどさ。 こんだけ大胆に位置が変わってしまうと ああ~~って気分になるよ。 我々は惑星に住んでいたのだ、と。
お前は学校で何を学んできたんだと言われそうですが 実感もクソもなかったんだよ今までは。 ただ、そういう、ふとした瞬間で、理解したんだ。 遅い?うん。遅いね。 もしかしたら既に本当に理解してたのに 年が経って忘れてしまってただけなのかもしれないけど。
でも悲しいことは 眼鏡をはずしたら星なんか全然見えないことね。 はずさないとどれだけの大きさで存在してるのかとか いまいちわからないんだよね。 隅々まで見えるからちっぽけにみえてしまう。 だから眼鏡をはずして本来の姿を見たいのに 悲しいことに見えない。 月さえもブレてはっきりしない。 星が無いのではなく、見えない。 ただ自分が見えないだけなのだ。
夜から生まれた「人間」なのに 夜に見放されてしまうのは悲しいね。
街灯でともした道を通る時 光が邪魔でしょうがない。 そんなに眩しくしたら夜なんかじゃない。 私は闇に包まれたいんだ。 そういう時ってありませんか。 これは文明に浸かりきった世間知らずの甘チャンの嘆きでしかないのかもしれない。 当然ながら街灯がなければ家まで辿りつけるかどうかわからないし。 暗いと安心するのはよく言う母体回帰ですか。 退行、ですか。
銀河系の写真をスライドショーで見たい。 そう思うと高校の地学の時間は天国だった。 宇宙の写真をひたすら暗い教室で見て解説を聞いてた。 解説なんて忘れたけど 写真だけは覚えてる。 まるで宝石みたいに光ってた。
プラネタリウムを見に行きたいなぁ。 星の解説は別にいらないから ただひたすら 宇宙の映像を流して欲しい。
あ、ホームシックか! (宇宙に帰れ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|