後悔だらけで生きている。
後悔先に立たずだってさ。
何事も無いように、楽な道を選ぶようになって、腐っていった私。
（私なんていう一人称はあまり使いたくない）
（女っぽいのが嫌なんだ（でも私って別に女の一人称じゃないけどさ（イメージでさ）でも男なのも嫌なんだ（もっと中性的な一人称が欲しい。（自分とか己じゃなくて）
もう逃げられないはずなのに
人生ってのは逃げ道を提示してしてくれるよねぇ。
人は我慢すれば一生逃げ続ける事が出来る。
問題は我慢し続ける事が出来るかだ。
しかし人は本当に都合よく出来てるもので
大抵は苦痛さえも慣れます。そして、忘れます。
でも逃げた後には
さすが。
先に立たないアイツこと
後悔が追って来るものです。
この数年間後悔に追われて生き続けてます。
ゆっくり、じわじわと、腐っていく。
眠ったら逃げる夢しか見ません。
あの日、あの時、あの人に
言い忘れた膨大な言葉たちが
夜中に頭の中をグルグルと回ってうるさい騒音となり寝れません。
それを解消する為の絵も漫画も自分の努力不足で行き詰って
好き勝手に描ける時期を終えました。
絵は全部計算になってしまった。
あれは本当の私の心の絵じゃない。
隣辺でしかない。完全じゃない。
でも描かなきゃいけない。
描かなきゃ腐る。
腐るんだ。
ペンを置けと人は言うし
誰しも忘れていく事であるし。
でも私は貴方じゃない。
貴女でもないんだ。
いつも私の先に行く人の影を踏んで生きている。
人は比べるだろう。
そして自分自身が一番比べている。
私は追いつかない物をいつも追っている。
それは「時」だ。
私と、誰かの、間に存在する「時」
私より先に生まれた人、後に生まれた人、に存在する
ブランクの事である。
対等に接したい相手に限って。
それはとても悲しい事。
とても悲しい。
そして不愉快だ。
人は私と比べるだろう。
そして自分自身が一番人と比べている。
劣っている私を。
そんなのまだ２０年しか生きてない人間と
それ以上１歳でも越えてる人間とじゃ違うし
それに追いつこうとするのは背伸び以外何物でもないんだけど
家において
それが要求されている脅迫概念は絶対に無くならない。
私は、間違いなく、劣っている、人間として。
いくら人がヘマしようと何しようと
私以上に劣っている人間など居ない。
劣っているという感覚は人を腐らせる。
一方的に腐らせる。
ダブらせているのは自分自身なのに。
理想の人間にダブらせているのは自分自身なのに。
私は昔、否、現在かもしれないが
すぐ人の真似をする人間だった。
人の仕草や話方など
まずはその人の鏡になる。
そうして同化し
相手の気持ちや考え方を実感する。
願わくば、そこから理論を作り出し、その人と同じ回答をする。
何故そんな事をするのか自分自身でも分からない。
人は私を個性的と言う。
私も思う。
でも実の所
「私」は存在しないのでは？と思うのだ。
何故ってコピー人間だから。
こんな事言ったって誰も信じてはくれないし実感してもらえないだろうけどね。
大切な人が複数居るとしよう。
私は選べない。
はず、なのに。
絶対に選ばなきゃいけない時は来る。
誰を捨てる。
私は・・・・・・・。
－
誰しも自分に素直で居る事が好ましいと言う。
しかしそれは本当なのか？
私はそう思わない。
ホンネとタテマエ？
いや、違う。
本能と理性？
いや、違う。
欲だよ、欲。
私は後悔した。
後悔した。
後悔は後悔だけで何の役にもたたない。
それは過ぎてしまった事だからである。
↑分かりきった事なのにね。
自分の意思というより欲を通してよかった事は無い。
全部後悔。
一度は絶対後悔している。
第二部。
酒飲んで宙を見つめる煙草臭い母親
全身が震えている
それを
支えてやろうとか、抱きしめてあげようとか
そんな事はもうとっくに思わなくなった。
ただ私はため息をついた。
涙が出そうだ。
話しかけても、変な目してるから聞いてくれない。
そんな人間と毎日毎日居なきゃいけない
この監獄で生きてるような感覚は何だ？
沈んで行く陽を電気もテレビもつけない部屋で
ただひたすら落ちる陽を
強制的に見せられる
この気持ちが分かるだろうか？
落ちていく母
それを見続け、それとは関係無く落ちていく私。
救いの無い場所へ落ちていく人を見て
どうして希望なんか持てるわけ？
「頑張るよ」
言葉だけ
私は頑張らない。
ただ逃げるだけ。
声を大にして叫びたい。
助けてくれと。
でもそれは幻想にすぎない。
現実を変えるにはリスクがありすぎる。
あまりにも色んな人を傷つける。
重荷をしょわせる。
何も思わずに
捨てられればいいのに。
これじゃ手負いの人間を放置して
じわじわ殺していくのをまじまじ観察してるにすぎない。
それを見ながら泣いている私は何なんだ。
最近また鼓動がおかしくなってきている。
突然心臓がバクバクと脈打つ。
勝手に動く心臓に私はおさまれおさまれと必死になだめては
このまま死ぬんじゃないかと不安になる。
そして強く思う。
「生きたい」と。
「まだ死にたくない」 。
そういう事だ。
馬鹿だね。愚かだね。自分。
そういう状況に落ちなきゃ
心からの言葉が、強く思えないなんて。
本当にどうしようもないよ。
やっと掴んだ幸せの端を
ここで終わりにしたくない。
私はこれだけの為に
２０年間我慢し続け腐っていったわけじゃない。
これから先、死ぬまでの、永遠に近い
幸福を
私はその為に生きているんだから
復讐？
そうだね
復讐と言えば復讐だね
底から這い上がって
その先に
何も無かったら
おかしいじゃない。
否。
その先に何も無いなんて事は無い。
だって、それは人間の欲求であるから。
「先」というのは
現在の位置から少なからず１ミリ以上離れているわけであって
ハッキリ とは見えないから「先」なわけであって
その先は多分一生見れない場所なんだと思う。
だから有るとか無いとか
何も言えないんだ。
人間の欲には「無」がない
無は認識されないんだ。
無いものは、先に有ると勝手に考える。
だからいつまでたっても
「先」には何かが有るんだ。
後悔は先に立たない。
そうだ。
「先」に後悔など無い。
有るのは
もっと
素晴らしい
何か
だと
思いたい。
じゃないと報われません。
報われず死んでいった人も居るというのに。
報われる事・・・。
復讐・・・。
闇に紛れて号泣したい気分なのに明日は臨時バイトだ。
ついてない。
後悔。
ああもうだめだぁ～
