2006/01/08(日)00:44
七草粥と七草の歌
今日は七日、七草粥の日でした。
なんと、今日私は寝坊してしまい、娘が出勤するのに間に合わず、七草粥は夜に食べることにしました。
七草粥の頃になると、毎年思い出すことがあります。
子供の頃七草粥に使う七草を刻まされました。
その時歌を歌いながら刻まないとアカンかったんです。
その歌を忘れてしまって・・・
なんで忘れてしもたんやろか?
よくよく考えてみると、私はイヤイヤやってたんです。
祖母に歌を教えられ、一人で台所に立って歌いながら七草を刻むのがもの凄くイヤでした。
「トウドノ鳥が(だったと思う)・・・」トントンとやってると、
なんだか空しさを感じたんです。
大人になって、そんなことしてたなぁ、と思ったとき、歌をすっかり忘れてしまってるのに気づき、ガッカリしました。
調べてみたら、ありました!
「七草なずな、唐土の鳥が、日本(都、やったような・・・)の土地に渡らぬ先に・・・トントンバタリ、トントンバタリ・・・」
そう、こんなんでした!
そして、刻みながらまな板の右よりと左よりを叩いたように思います。
唐土の鳥、とは字の通りで大陸から来る渡り鳥で、日本につく前に海に落として、作物に害を与えられないように、ということらしいです。
さて、我が家の七草、本当は七草セット、を買えばいいんですが、少ししか入ってなくて高いし、毎年代用でします。
我が家にあったもの、すずな(かぶら)すずしろ(大根)みず菜、白菜、ネギ、三つ葉、六草です、
ほうれん草もあったけど、あくが強いからやめてしまった。
上の娘は三つ葉が苦手なので五草になります。
でも、美味しいから、まあいいでしょう。
毎年似たような五~七草です。