2007/04/01(日)11:52
成長の神秘「かぐや姫」 Pt2
すいません、かぐや姫は人間ではありませんでした=
まぁいいです。
今日から東京に行くので3日間更新できませんが、まぁいいでしょう。
さてかぐや姫の成長のスピードの恐ろしさについてもう少し、お話しよう。
さて、60倍ものスピードで成長するということは、1日に何日もの時間が彼女のなかに流れているということだ。
つまり!
一日の間に何日分もの食事や睡眠、入浴などを行わなければならなくなる。
前回言ったとおり、彼女は一週間で立ち、歩き、話した。
さらに3ヶ月で乙女と化した。
これを行おうには、彼女の一日が人間界の250日だった!ってことである。
さて、こうなるとおじいさんとおばあさんは大変だ。
いや、大変どころか家計が潰れてもう生きていく気を失うだろう。
平安時代の1日の食事回数が2回だったと言われている。
彼女は一日でその250日分も食事していたことになる。
一日で500食弱も食事をしていたことになる!
そうなると大変だ。
24時間で500食分も作らなければならないのだから。
2分51秒ぐらいで1回食事をつくる。これを続けなければならない。
おばあさんが食事を作る。次の食事までに。
そして作り終えたら再度作る。
そしてまた作る。
彼女は「いただきます」から「ごちそうさま」まで異常にはやい!
なんとその間7秒!
あーこれを3ヶ月も続けたのか!
すごい生命力だ。命の神秘を感じるぞ!
そして洗濯物はたまる一方。
借金もたまる一方。
こんどは睡眠だ。
寝なければならない。
さて、並みの睡眠スピードでは食事がとれない。
しかも、1日が250日だから、1日で250日分の睡眠をしなければなない。
これでは何時間も寝てられない。
これをやろうものなら、普通の人間の1/250の睡眠をとるしかない。
ならばどれぐらいなのか?
彼女の一日は5,76分。
たった5分強である。
人間は睡眠のために大体1/3ぐらい時間をついやす。
彼女の睡眠時間は2分弱!
早!たった2分寝ただけで1日の睡眠を行うことができる。
我々にとってはうらやましい。
彼女の成長スピードには目が回る・・・・
翁の家でも、翁が竹の節を見つけるたびに黄金を見つけるようになり、どんどん栄えました。
まぁ、かぐや姫、必死でお前を育ててきた栄光だろう。
毎日毎日、腰をぬかし、気を失い、度肝をぬかれた日々。
少なからず私はそのことを忘れない。
その結果。
黄金をみつけるようになったのだ。
この世に神が存在したなら崇拝していたかもしれない。
だって黄金ですよ?
金ですよ?
当時の金の価値って大きいですよ?
大判一つでどれだけのものを手に入れることができたか・・・・
このままだと、将軍や天皇より栄えて目をつけられて追放なんて最悪な状態も考えられるんですよ?
世の男という男は「かぐや姫」の噂を聞きつけ、心を燃やしました。
恋か!それほどに美しいのか!
しかし、この後からこのかぐや姫の化けの皮がはがれていくのである。