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カテゴリ:日々の出来事
喉に引っかかった小骨のような・・・・・。 そう、悩み案件がありました。 まず1件。 昨年末に契約し、決済済みの中古戸建。 引き渡し後に下水管(塩化ビニール管)の中に植物の根が入り込み、 下水が逆流した件。 瑕疵担保(見えない故障など)なので売主に抗議したのですが、全然音信不通。 何度も内容証明を郵送したのですが。 この件については売主側の仲介業者も私や買主の味方として抗議してくれました。 しかし・・・・・。 いろいろあって泣き寝入り。 そうこうするうち、その買主様の住宅ローンの借り換え問題が発生。 大手都市銀行でローンは通り、無事決済も完了したのに。 前の自宅を売る、という念書を書いていた買主さん。 普通は買い替えだと前の自宅を売却する訳です。 しかし資力があるので売りたくないと。 またもし売却すると約1000万円も売却損が発生。 ですから売るに売れない訳です。 そうなると大手都市銀行の借り換えしか方法がない。 それで約10カ月間いろいろ手を尽くした訳です。 銀行にも10行以上相談。 様々な方法を考え、お客様と税理士を交えて相談したのも5~6回。 大変な思いをした訳です。 その大手都市銀行が条件変更で折れてきたのです。 返済期間35年を20年に短縮。 自己資金数百万円を繰り上げ返済等をする条件で。 何とか銀行と保証会社を説得。 今月末に条件変更で再度金消契約を締結する運びになりました。 ほっとしました。 長い時間がかかった・・・・・。 その晩はささやかに一杯飲みました。 もう1件は水漏れの件。 こちらも決済引き渡し完了後に水漏れ発覚。 任意売却のマンションでした。 売主は住宅ローン滞納で競売寸前。 売主側の不動産業者は任意売却は初めての経験。 何か嫌な予感はしたのですが。 任意売却物件なので「瑕疵担保無し」が契約条件。 木造戸建ではないのでシロアリ、雨漏りの心配は無し。 もしあっても水漏れかと思っていたのですが。 契約の時には売主も売主業者も何も水漏れの件を話さず。 決済後の立会の時に初めて「実は・・・・・」となった次第。 私はビックリ仰天! 「マジですか! 聞いてないよ!」 これが大きな悩みになったのは当然です。 売主はお金が無くてどうしようもない状態。 まさに「無い袖は振れない」と。 リフォーム業者さんと買主さんと私で先日立会しました。 原因は洗面台の伸びるホース部分でした。 ホースの金属部分から水を流す際に水が漏れた訳です。 経年劣化と言える状態。 それと排水部分からも水漏れが・・・・・。 しかし排水管の本管ではなく、臭いを止める為にU字型になったプラスチック部分でした。 その部分を交換することで買主様は納得。 こちらも経年劣化といえる状態でしたので。 その他、キッチンの浄水器も黒くなって水詰まり状態。 浄水器のカートリッジを交換しなかったのが理由。 まあ競売直前でそんな余裕はなかったでしょうね。 その他2~3か所の問題点もありましたが、全て買主様には納得して頂きました。 リフォーム業者さんの対応も良かったので、結果的に喜んで頂きました。 長い間悩んでいた案件2件が何とか解決の目途が立ちました。 本当に安心しました。 まだ、金消契約やリフォーム完了ではありませんが。 次は契約の方に集中できます。 今日も一日頑張ります!
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最終更新日
2013.11.25 08:10:36
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