テーマ:☆詩を書きましょう☆(8320)
カテゴリ:きみに願いを。(詩)
あなたの声を思い出す
降りやまない雨の音 風に揺れるカーテン 月が見えない薄鼠色の空の下 奏でる声音を思い出す 淋しくないよ 平気だよ そういいながら泣いていた 月が見えないはずなのに奇麗と言った きみがこの先迷わぬよう 連れ出すから歩けるね きみがこの先泣かぬよう 残していくから宜しくね あなたの声を思い出し 戦慄く体が冷えていく 淋しいといえるあなたがいない それでもひとりで行かなくちゃ あなたを追いかけていかなくちゃ 寂しくないです 平気です あなたを思い出したんです 柊リンゴ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/07/11 01:15:02 PM
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