2014/10/01(水)13:55
富山へ
先月26日から2泊3日で富山県へお出かけしました。ずっと ずっと 気になっていた介護施設の見学のためです。赤ちゃんから 寝たきりのお年寄りまで 健常者も障害のある人もみんな一緒に過ごす事が出来るサービスを提供しており30年近く前に富山県から始まったので「富山型」と云われています。その中でも老舗中の老舗このゆびとーまれ と にぎやか今回は「にぎやか」さんにお邪魔しました。にぎやかの施設長 阪井さんのモットー「赤ちゃんからお年寄りまで、健康な人もそうでない人も、障害の有無や種類に拘わらず誰でも必要な時に 必要なサービスを提供する。」事業所の理念「 死ぬまで面倒を見ます ありのままを受け入れます いい加減で すんません 」いい加減は 好い加減 ほどよいゆるさが温か~ぃ家族のような雰囲気を作っているんだなと感じましたよ。利用者もスタッフもボランティアも ホントに和気あいあいとして言いたいこと 言いあって 家族のようです。「利用者さんは お客様。 人生の先輩として尊厳を損なわないように接遇には細心の注意を払って介助しましょう。」と 講習や学校では教えられます。使い慣れない標準語の敬語で気持ちのこもらない言葉をかけるより 方言で「ガハハ」と笑いながら喋った方が利用者さんも介護者さんも楽しいんちゃう って。この目で見て来ました介護職の立場のみでなく義母 実家の両親 そして自分も どんな所で どんな人と どんなふうに残りの時間を過ごして行きたいのかどんなふうに死んでいきたいのか遠い日でなく 身近に差し迫っているからこそ 深く沁み込む何かを感じました。医大の看護部長さんはじめ 何ちゃらプロジェクトのメンバー達も話を聞いている間中 みんな泣いちょりました。介護の原点、視点について大きな衝撃を受けたらしい。プロジェクトの視察企画者を 焚きつけといて良かった~~~~と そっと私は思ったのでした。その阪井さん 県教組のシンポジュームで講演に来ます演題 「親子じゃないけど家族です」 ホンに そのまんまじゃねぇ・・・・第34回「障害児」教育を 考えるシンポジューム ともに生き ともに学ぶ日時 10月19日 (日) 10:00~場所 大分県教育会館 託児室あり 時間がある方は是非! 一度会ったら きっともう一度会いたくなる女性です・・・・ 教組の趣旨と どこまで 彼女の個性がマッチするのか・・・それも聞く楽しみの一つになるかも です