私の故郷は 「ふくしま」 です。

2005/02/01(火)21:07

燃え尽き症候群だとか

こりゃうつ病だぞ、オイ!(46)

月曜日の昨日、定時を少し過ぎた時間に先週行った心療内科に寄って来ました。やっぱり今服用している薬をこのまま飲み続けるのは好転するどころか体調に良くないと思ったものですから。前回よりも15分ほど遅く病院に入ったのですが、幸いにも待合室には誰もいなくて、待ち時間ほとんどゼロでカウンセリング?を受けることができました。(待合室には前回と同じCDが流れていて・・・リラクゼーション用のCDでしょうけれど、一日中繰り返しで同じCDを聞いていたら私は気が変になってしまうと思うんだけどな) 今回のカウンセリング相手は、前回と違って通常診察している理事長(病院長)でした。看護婦(看護士)さんから事情は少し伝わっていると思って安心して行ったのですが、こちらが「真面目で几帳面」という性格を見抜いたからか?かなりさばけたカウンセリング?で、「あんまり真面目に何でも背負い込みすぎるのが良くないんだよ! 適当に、いい加減でいいんだとおもわなくちゃ。いい意味で『大人』になっていないんだなぁ、君は」「症状からすると『燃え尽き症候群』だね。何でもかんでも自分で背負い込んでしまって、自分を責めて自信をなくして壊れてしまうタイプだよねぇ、真面目すぎるから。」「そんなに仕事を真面目にやってどうすんの? 自分ができる範囲でしか仕事はしてはいけないんだよ。責任感とかばかり考えていても何の得にもならないんだから」「大丈夫だ、俺が治して無事に卒業させてやるから」と言って、またまた薬を3種類処方されました。 ひとつは睡眠導入剤、もうひとつは精神安定剤、そして最後のひとつは「気分を高める薬」だそうです。今まで処方されていた薬は1日朝夕各1錠だったものを夕方に1錠へと減らすことで様子をみるということになりました。次は1週間後に診察を受けることにして、今回は診察料1500円ちょっとと、「燃え尽き症候群治療マニュアル」というような本を1575円で買って、薬代が800円の4000円弱かかりました。先週は初診料で2500円ほどに600円くらいの薬代だったから、すでに2回の診療と投薬で医療費の自己負担7000円ちょっと? いつまで続くのか?という不安の前に、症状が良くなって普通の生活ができるようになれば高くは無い?のかも知れませんけれど。 病院で買った(なかば買わされた)本をペラペラめくって見たのですが、確かに「躁うつ病」と言われるよりも「燃え尽き症候群」のほうが自分の症状にピッタリくる部分があるように思います。完璧主義ではないのですが、自分が納得できない仕事には不満が残るとか、自分が手をかけた仕事が思うような進展をしていないと手が離れているのに、ついつい手を出してしまうとか、何かに一生懸命だったのにその成果が自分が思っていたほど評価されないとか、ピンと張っていた緊張の糸がなんらかのきっかけで切れてしまった瞬間から、自分の行動や考えに自信がもてなくなる、考えすぎてしまう、結果としてマイナスの悪循環に陥ってしまう・・・ もしかすると、前の仕事を辞めるきっかけが仕事に対しての「燃え尽き症候群」だったのかもしれません。それから、子育てに対する不安=終わりの無い不安に対する「燃え尽き症候群」なのかもしれません。 真面目だから、几帳面だから、どこかで何かきちんとした区切りをつけなければ気がすまない、きちんとした成果がなければ気がすまない。どこかで誰かが自分の事を見ているのではないか?(批評されているのではないか?批判されているのではないか?)そんな不安が常に付きまとっている・・・ 薬を飲んで、話を聞く以外にも、適度な運動をするようにとの指導を受けました。会社の仕事なんて大したこと無いんだから、時間が過ぎたらとっとと切り上げて(それができるほど毛の生えた心臓はもっていません)30分でも1時間でもスポーツジムで汗を流せば、脂肪肝なんてすぐ治るんだから・・・確かに自分でも会社帰りに無料で運動ができる公的施設を見つけてきていたんだから、そこに通えばいいんですけどね。 まずは気分を改善して、運動や適切な睡眠で生活のリズムをつくり、それから治療すべき自分の体をひとつずつ治していくこと、仕事はその次でもいいのでしょう。会社のために自分の人生を無駄にするのではなく、自分のために自分の人生を送ることが大切・・・当たり前だけれどそれができない人がほとんどですよね?  話をして、それから自分でも自分の今の悩みを書き出してみて、客観的に自分をみてみると何かがひとつ欠けている(無くしてしまっている)ことに気がつきました。それは「夢」です。自分はどうしたかったのでしょう?何をやりたかったのでしょう?私の夢は何だったのでしょう?今生きていて、何か自分の夢を実現したのでしょうか? 小さな頃の夢、大きくなっての夢、そして今の夢とこれからの夢・・・夢を描けなければ希望も生まれないのかもしれません。こうしたい、こうなりたいという大きな夢に向かうことが人生の目的なのかもしれません。 夢は単なるお金儲けではなく、自分がこうありたいという理想に通じるものかも知れませんし、自分がどうあり続けるか? 私の夢は何だったのでしょう? そこから考え直すことが私にとっての再出発かもしれませんね。 私にとっての「夢」はなんだ!?

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