大手参入できないサービス
暑い夏が過ぎようとしている今、会社自体が大きく揺れそうな雰囲気です。従業員規模からすると大きな会社ですから、多少のことでは経営基盤が揺らぐことはないと思うのですが、人の使い方や動かし方に不満を持つ人は多く、そうでなくても忙しい状態の中で「楽をしている人は徹底的に楽しているのに、待遇が同じなのはナゼ?」という不満爆発!という状況になりそうです。 会社自体の仕事の中身が「スケールメリット」による部分が大きいですから、抜本的な解決方法はなさそうですし、仕事のやり方を大胆に変えるためには、その基礎となる部分にもっと投資をしないと(特にハード面ではなくソフト面(システムなど))駄目だと思うんですけどねぇ。 ま、それはさておき、タイトルと内容が全く一致していないこの日記ですが、これだけスケールメリットだけの会社の中にいると、「大手に真似できないサービス」というものがなかなか思い浮かばなくなりますが、それこそが小さな企業の生き残る戦略になるような気がします。個人経営の店がなせつぶれないのか?毎週の「週間オリラジ経済白書」を見たいけれど、見ている暇もない私ですが、会社勤めで会社に左右されること無く個人経営の企業が成り立っていくために必要な要素を考えておかないと、今後自分がどうなっていくのかわかりませんから。 小さな企業でもやっていける=大手がなかなか手を出せないという分野だと思うのですが、小さなサービスで利益が薄いとか、規模拡大が見込まれないサービスこそ、大手が手を出せない、逆に言うと小さな規模でも成り立つサービスだと思うんですけどね。 製造業の一括大量生産、小売業の薄利多売に対抗するには、多品種少量生産、受注生産、高付加価値、これらのキーワードは原価計算とか利益率という問題以前に、顧客満足度が全てであるのではないでしょうか。同じものが2つとないことから、それを手にした人は比較する必要がないという優越感を味わうことができる・・・とか、「あなただけのもの」という独占という満足感を得られる・・・ そのための対価と考えれば、高い安いは目をつぶれるのでは?私だっていつまでも会社勤めができるわけではないし、人生どこでどういうふうに転がるのかわかりませんから、一人ぼっちになっても(なったとき)困らないような他人に真似できないサービスを考えておかなければ・・・