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テーマ:詩&物語の或る風景(1049)
カテゴリ:エッセイ
人は盗めどもものは盗まず簾捲く 鈴木真砂女
「もちろん人のものを盗んだ覚えはないが、 人は盗んだ。 盗んだといっても、どちらに罪があるのか。 おたがいさまと言いたい」 と、真砂女は書いています。 人を盗んだとは、妻子のある人との 恋に走ったことをさしているのです。 たしかにどちらに罪があるか、など 言うだけ野暮ではありますが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月14日 07時45分09秒
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